日本の『布(自然布) 』を通して「植物」と「人」の共生を考える
今月24日(火)より、『いとなみ自然布展Ⅲ』が開催されます。
●今年のテーマは『植物の力 人の知恵』
植物と人の共生、植物から布を生み出す知恵をテーマに、各界の第一人者がセミナー講師を担当されます。
フライヤーを拝見するだけでもワクワクします。
●ヘンプ(大麻草)分野からは 高安先生(大麻博物館)
日本の自然布として欠かすことができない素材=ヘンプ(大麻草)。この分野からは、大麻博物館の高安先生が『日本の古来の麻』というテーマで講演されます。
毎回大人気ですぐに席が埋まってしまうそうです。
(18日10時時点では空席あるようですが、)とにかくご希望の方はお急ぎください!
ところで、高安先生といえば、先日4/20発行の『Japan Times』 の特集記事では、日本における大麻草の位置づけ歴史について素晴らしい発信をされていらっしゃいました。
(参考)
・the fabrics of Japan = 『ヘンプ(Cannabis)』
・日本国憲法施行の年に、昭和天皇陛下が麻畑に訪問した理由は?
●開催案内 ~是非会場までお越しくださいませ~
毎回貴重な内容の話が伺えます。少しでもご関心ある方は是非ご参加くださいね。
なお、著者も伺いたかったのですが、今回複数の行事が重なってしまいお伺いできません。とても残念です・・。
<2014年 いとなみ自然布展Ⅲ 植物の力・人の知恵>開催案内
案内ページ:http://texinfo.web.fc2.com/grassfabrics/pg163.html
開催日時:2014年6月24日(火)〜6月30日(月)
開催場所:東京都中野区沼袋 シルクラブ いとなみ自然布展
※レクチャー申し込みは、大井川葛布の村井様(上記ページ参照)まで。
(なお今回の案内は村井様にご了承いただいております)
●蛇足ですが、
「日本の自然布」に関する書籍といえば『日本の自然布(別冊太陽)』というムック本が内容量といい美しさといい素晴らしいです。
いまは絶版となってプレミアがついてしまっているようですが、機会ございましたら、是非ご覧くださいね。
大麻布だけでなく、オヒョウ、藤布、科布、葛布、太布、紙衣、苧麻布、芭蕉布など、山野に自生する草や木の皮から糸をつむぎ布を織り出す、いまなお受け継がれている手織りの布が紹介されています。
冒頭ご紹介した企画展においても、大麻以前の繊維=葛、シナ、アッツシ、芭蕉、藤なども展示されている、とのことです。是非併せてご覧くださいませ!
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