「麻の実（ヘンプ）パウダー」で改めて麻の実の凄さを思い知る

麻の実粉って？

麻の実から、低温圧搾で油を搾りだした後に残る殻を微粉末状に粉砕したものです。

「殻」だからといって侮るなかれ。胚の中には、重要な栄養素がたっぷり残っています。その特筆すべき栄養分を一部ご紹介させていただきます。（参考：ヘンプキッチンさんのWebサイト）

１．必須アミノ酸・全９種類を含む良質の植物性たんぱく質

筋肉や血液、骨など人間の身体をつくる「タンパク質」。

人間のタンパク質の元になるアミノ酸は20種類といわれています。この中で、人間の体構成には必要なのに、人間自らが作り出せないアミノ酸があり「必須アミノ酸（全９種類）」と呼ばれます。どれか欠けてもＮＧ。食べて摂取する必要があります。

麻の実は、この「必須アミノ酸」を含むタンパク質含有量が豊富。しかも、消化時にカラダに負担がかかりやすい動物性タンパク質と違って「植物性」です。（植物性タンパク質といえば「大豆」ですが、大豆よりタンパク質は豊富でかつ、大豆アレルギーの心配はありません）

 

２．鉄・銅・亜鉛・マグネシウム豊富。

生命を営むために必要な「ミネラル」。ただ現代社会ではなかなか摂取が難しくなっています。しかも、体内では生成されないために、食品でとる必要があります。

 

３．食物繊維がたっぷり。

ヘンプパウダーは食物繊維（不溶性食物繊維）が豊富。成分の約18%が食物繊維です。整腸作用のある漢方薬（後述）として使われています。「便秘」に悩む方、絶対のオススメです。

 

「麻の実粉」がリニューアル。そのポイントは？

実は、少し前は「麻の実粉」という商品名で販売されていました。

今回「有機ヘンプパウダー」となりパワーアップされました。３点をご紹介。

１．有機JAS認定

有機JAS認定の畑で栽培されています。もちろん無農薬。ヘンプキッチンさんの絶え間ぬ努力の証です。

２．超微粉末

従来品では、正直、食べた後には口に残ってしまう感覚がありました。新製品は超微粉に粉砕されていますので、口に残りません！

そのまま食べても、麻の実の風味よい感じとともに、スーッと喉に入っていきます。多くの方は『きなこ みたい』といいます。

ためしに、、飲み物にも入れてみました。

－　お茶に入れてみました。パワーアップされて美味しいです。
－　水・お湯に入れてみました。麻茶になって美味しいです。
－　（おそるおそる）梅ジュースに入れてみました。不思議と美味しいです。

不思議と、ヘンプパウダーは邪魔ものにならず調和します。すごいです。

しかも、微粒子であればあるほど、その栄養素が身体に吸収しやすくなります。ますます、うれしいですね。

３．タンパク質成分が増えた

微粉末加工される前に、大きめの外皮を取り除いているそうです。

そのため、口当たりもよくなり、そして、ナッツにあたる部分（胚部分）のタンパク質が豊富に含まれるようになりました。従来品では32％だったところが、新商品では50％になったそうです。 まさに天然の最強プロテインパウダー。

 

歴史が示す麻の実の実力

歴史・実績が麻の実の凄さを示しています。ここでは３つ紹介いたします。

「漢方薬」のひとつ

麻の実（＝麻子仁）は漢方の「麻子仁丸」という便秘処方薬のひとつとして有名です。

「麻子仁」は食べ続けると滋養強壮効果が期待でき、全身を瑞々しく潤すなど多岐に渡って働く、優れた生薬です。

■『阪本漢法の麻子仁丸』
http://www.health.ne.jp/medicine/otc/4987076606113.html

 

「八穀」のひとつ

麻の実は昔から日本で親しまれていて「八穀（稲、キビ、大麦、小麦、大豆、小豆、粟、麻）」の一つとして、縄文時代から食べられていました。

必須脂肪酸・必須アミノ酸・食物繊維・ミネラル(鉄・銅・亜鉛・マグネシウム)・ビタミンE・ビタミンB1といった栄養が豊富に含まれています。

 

中国BAMAの長寿村（アンチエイジング）

『世界で一番長生きが多い里』と国連ユネスコに認定された中国南部の巴馬（Bama:バーマ）と呼ばれる長寿村では100歳を超える健康な長寿者が多数。

■麻の実油
http://asafuku.jp/SHOP/B0005-1.html

■麻の実ナッツ
http://asafuku.jp/SHOP/B0003-1.html