ヘンプに色合いを。~ 新・草木染め”新万葉染め”にチャレンジ ~

このたび紹介する「新万葉染め体験キット」は、いままで染めをしたことがない個人でも、家庭で従来になく”容易に”、”楽しく” 草木染めを行うことができるキットです。

「新万葉染め」は、京都のプリント会社である川端商店が、三重大学・神戸大学の工学博士 木村光雄名誉教授との8年にもわたる共同研究の上で完成した技術になります。


【2019年4月追記】
この新万葉染めキットが「第19回ホビー産業大賞」 を受賞されました! おめでとうございます。


 

その主たるポイントは、以下のとおり。

・草木染めの原料(花弁や果実、葉など)に含まれる天然色素のみを『微粉砕状』に抽出した

ことにあります。(その他、新たな媒染材(繊維と色素を結びつけるための役割を担う)も考案されています。)

そのことで、従来の草木染め手法と比べて、より使いやすく、身近なものにすることに成功されました。具体的には、、

  • 色鮮やかな色を。ムラなく

    色材から適切に色素を抽出した染料(微粉砕状)となっております。また予めブレンドされているため、望みの色合いを出しやすいです。
    また使用量を調整することで濃淡を容易につけることができます。

  • 手間暇少なく

    基本、お湯(80度)に溶かすだけ。魔法瓶のお湯でOKです。

  • 簡単に。短時間に。

    丁寧な説明書がついており、ちょっとした料理を行う要領で染められます。色素は凝縮されているため、煮出したり、何度も染め上げる必要がないのが何より楽です。染色経験がなくても良さげに仕上がります。子供でも楽しくできます。
    また、従来の草木染めの3分の1程度の時間で染め上げることが可能です。

    染め方については、以下の画像をご覧ください。簡単すぎて拍子抜けしてしまうと思います。

    また、monovaさんの体験レポート(http://www.monova-web.jp/blog-20160710-shinmanyouzome/)がとっても分かりやすいので併せてご参考ください。

  • 安全に

    素手でもOK。家庭排水OK。(ただ、お湯を用いるので、手袋の使用を推奨します。)

  • いろんな素材に

    麻だけでなく、コットン、絹、ウール素材も染められます。新しい”媒染”方法を編み出し、界面活性剤を用いなくても、色素と繊維を結びつきやすくすることに成功。従来の草木染めより色落ちしにくい染色を実現しました。

しかも、

  • 少ない草木原料でOK。

     必要となる色素を微粉砕状に凝縮して抽出できるために、必要な草木素材量が従来の10分の1以下ですむそうです。

  • 省エネルギーで

    従来の草木染めでは、染材をグツグツ煮出して着色する必要がありました。、ただ、100℃まで沸騰させた中では色素が低下してしまうので、とくに濃い色を染めようと思うと何度も何度も重ねて染めあげる必要がありました。(あるいは、石油由来の有機溶剤を入れて染めやすくする手法も一般的です。)
    新万葉染めは、80℃で染色可能。しかも煮出す必要がありません。エネルギー(ガス代、水代)を節約できます。

  • 環境にもやさしい

    石油由来の有機溶剤等を一切使用せず、家庭排水でOKです。

と、とってもエコで、良いとこだらけの手法です。

古来から続く草木染めの手法=色合いを受け継ぎつつ、現在的な技術で、環境や案税制に配慮しながら、草木染めを身近にした「新万葉染め」。

色は、以下の30種類。色の名称と色材は 商品ページ(http://asafuku.jp/SHOP/C0096.html)を御覧ください。


ぜひ、皆様の手で『ヘンプに色合いを』出していただければ、とご提案いたします。

◎新万葉染め体験セット
http://asafuku.jp/SHOP/C0096.html

一袋では 約200g分の素材を染めたときに指定の色合いがでるように設計されています。この重さを超えたものは、だんだん薄くなりますので、ご容赦ください。(逆に薄く・グラデーションになってよければ、もっとたくさんの素材を染められます。)

 

「芸術の秋」「ものづくりの秋」、ぜひトライしてみてくださいませ。

◎新万葉染め体験セット
http://asafuku.jp/SHOP/C0096.html

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