極上・麻の８重ガーゼを堪能 ～ヘンプ蚊帳タオルの巻～

冒頭の写真は何でしょうか？　こちら麻福で販売している「蚊帳タオル」洗濯後の写真になります。ガーゼっぽい感覚が伝わりますか？

◆伝統的な蚊帳生地の「織り」って？

日本で伝統的に用いられてきた蚊帳用の生地は「平織り」というシンプルな織り方を用いています。蚊帳用途の場合、通常の織物より糸の本数を減らして糸の間隔をつくるようにします。ただ、それだと形成できないので糊（のり）付けをするのが伝統的な蚊帳になります。

奈良は、その伝統的に蚊帳で有名な産地です。蚊帳が少なくなった現在でも、蚊帳生地を織る職人さんいらっしゃいます。そこで世の中でヒットしたのが蚊帳生地を用いた”ふきん”。『奈良の蚊帳ふきん』というといまやブランドの品ですよね。お使いになった方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

［注］ちなみに、麻福で取扱いしております蚊帳は「からみ織り」という織り方を用いています。麻の調質効果を高めて、洗濯ができるように糊付けをしなくても蚊帳を形成できるようにするために改良した生地の織り方になります。

「からみ織り」と「平織」

◆ヘンプを用いた蚊帳ふきん

麻福でも販売してきたヘンプ／リネンの『蚊帳ふきん（http://asafuku.jp/SHOP/A0125-1.html）』・・これは、蚊帳生地を代々織り立ててきた奈良の職人さんに、当社の細いヘンプ糸を用いて織り立てていただいた生地でした。経（たて）糸はリネン、緯（よこ）糸にヘンプを用いた”麻100％”の生地になっています。おそらくヘンプを用いた蚊帳ふきんとしては史上初ではないでしょうか。すぐに乾き、またイヤな臭いが残らず、とても好評です。

ヘンプ蚊帳ふきん

その第2弾として、つくったのが「蚊帳タオル」です。

このふきんで用いている蚊帳生地を２枚重ね合わせて、２８ｃｍ×１２０ｃｍと、通常の蚊帳ふきん４枚分の長さにしました。これがとっても実用的なのです。

その最大の特徴は、、、『ガーゼのような柔らかさ』です。

ご購入時は生地に糊がついている状態ですのでパリッとしていますが、一度洗っていただくと、その糊が落ちて柔らかく、使い続けるごとによりガーゼのように柔らかくなっていきます。細い麻糸を用いているので、チクチク・ゴワゴワせず肌触りも極上です。

通常２枚重ね（28×120cm）ですが、２つに折ると「4枚重ね（28×60cm）」、３回折ると「８枚重ね（28×28cm）」になります。（寸法は出荷時の寸法。洗うと少々縮みます。）

何度か洗った後の『８枚重ね蚊帳タオル＝８重ガーゼ』に触れてみてください。思わず肌でスリスリしてしまう感触ですよ。

ちなみに、ヘンプ蚊帳生地の糸の密度は、通常の蚊帳ふきんで用いているよりも糸の本数を２倍多くしておりますので、通常の蚊帳ふきんを使ったことがある方にとっては３回折ったもので１６枚分の糸量があります。これが吸水性を増し実用性を高めています。

◆オススメの使い方３つ！！

この蚊帳タオル、『手ぬぐい』感覚でお使いいただける万能タオルとなっておりますが、オススメの用途を３つご紹介します。

◎食器ふきん／食卓ふきん

食器ふきん、食卓ふきんに大活躍です。拭き取る水分量に応じて重ね方を変えてください。たくさんの水分を拭き取るときには３回折りたたんで（28×28cmのサイズにして）拭き取ってください。8枚重ねが素早く水を吸水します。

乾かすときは、生地を拡げてください。麻の速乾性と相まって、アッという間に乾きます。

◎汗拭きタオル（熱中症対策）

汗ふきタオルにも重宝します。吸汗速乾に優れ、ニオいにくい、ヘンプ蚊帳タオルは便利です。

特にオススメは、水で濡らして絞ったものを首にあててください。ヒヤッとして快適です。熱中症対策にも最適です。

あのイヤなタオル臭い・生臭い臭いがしないのも心地良いポイント。顔を拭いたときに感じる、あの生渇きのタオルのイヤな臭い・・・実はこれ、雑菌が繁殖している証なんですよ・・。ヘンプは雑菌が繁殖しにくいので、イヤなニオイも気にならないのです。

◎浴用タオル（ボディタオル）

最後にオススメは、ボディタオル。

特にオススメは、泡立ちがとてもよいのです。蚊帳生地の適度な糸の間隔が、石鹸の泡立ちをキメ細かくフワフワなものにしてしまいます。糸も細い糸を用いていますので、肌への刺激も少ないです。

しかも、120cmのロングタイプなので、背中のゴシゴシもラクチン。

一度使ってみると納得のアイテム。是非一度お試しください。使ったあとでも「10日間返金保証」いたしますので、もしも期待と違うくてもご安心を。

◆ヘンプ蚊帳タオル
http://asafuku.jp/SHOP/A0130-1.html