【ご寄付依頼】京都に集まり世界に拡がる!麻(ヘンプ)のイベント『麻地球日』『世界麻環境フォーラム』
ご存じの方も多いと思いますが、来月7月2日(土)、3日(日)は、京都の世界遺産「上賀茂神社」で大規模な麻のイベントが開催されます。
麻福でも展示・出店を予定しており、微力ながら運営をお手伝いしております。本日は見どころと合わせてご紹介します。
◆実に平和的で人の輪が拡がっていきます。
こちらのイベント。前夜イベントとして、昨年、京都市の立誠小学校跡で開催されました。参加された方も大勢いらっしゃると思います。
まさに麻の多様性を象徴するかのような出店者と登壇者。若い人からご年配まで、玉石混交の方々が集まり、イベント運営の絶妙な企画と伴って「とっても楽しく平和的」なイベントでした。
ぜひその時のイベント風景をご覧ください!
>>「麻地球日 プレ祭 2015/6/21開催 の写真を見る
場所は京都・四条河原町から木屋町に出て、高瀬川沿い。多数の飲食店が集まる京都イチの繁華街です。この楽しく盛り上がる麻イベントを見て、多くの通りがかりの方々が入場されました。「麻」を知らない方々ですが、『なんか楽しそう~』という気持ちで入場し、結果、一緒に楽しんで、学んで会場を跡にされている姿がとっても印象的でした。
麻は多様すぎるため、産業、医療、環境、精神性、嗜好、、と、様々な分野(テーマ)に絡むため、麻にかかわるスタンス(関心)も人それぞれです。こちらのイベントは、各分野を尊重しつつ、個人主導で楽しみながら拡げていく(※本イベントの運営は個人の有志者が集まって構成されています)雰囲気で包まれているの点が素晴らしいと思いました。
ところで、ディズニーランドにある「イッツ・ア・スモール・ワールド」。国家、人類は多種多様・・・・大事なのはお互い尊重して、笑いながら(楽しみながら)手を取り合うこと。この精神が麻の普及にも重要だな、と思うことがあります。
こんな「純粋さ」と「楽しさ」を持ち合わせているのが「麻地球日」です。今回の世界遺産・上賀茂神社のイベントはその「集大成」ともいえるもので、このプレ祭を遥かに超えるイベントになることは間違いないと確信しております。
<<フライヤーご覧ください!!>>
◎フライヤー
JPG:フライアー1(表面) | フライアー2(裏面)
PDF:フライアー1(表面) | フライアー2(裏面)
◎公式Webサイト
http://www.asaearthday.net/
◎Facebookページ
https://www.facebook.com/麻地球日/
◆伝統ブース「北神撰所」での伝統麻布展示
さて、重要文化財「北神撰所」では、江戸後期から昭和中期までの貴重な麻の衣服、古民具、資料が展示されます。これは栃木県の麻農家・大森さんが推進されている『日本麻振興協会』関係者のご尽力を受けての展示になります。
ここにすごい日本の伝統麻繊維コレクションが登場します。
チラッと写真を拝見しましたが、博物館として展示できるほどの逸品ばかりで。今からかなり楽しみなのです。
ちなみに、今回、多くの方に見ていただきたいと入場料は徴収されません(寄付制)。重要品の数々なので、その展示にかかわる費用も大きなものになっています。。展示品送料、什器、保険、設営、警備代など、、軽く100万円近くかかっているそう・・この意気込みに感謝して、ぜひ心してご覧いただきたいです。
◆7/2(土)は、国際フォーラム(世界麻環境フォーラム)を併催
7月2日(土)には、国際麻フォーラムも開催されます。こちらはNPO法人・日本麻協会の主催(※注:同協会は麻地球日も遂行されています)です。後援は 京都市。
こちらもまた凄いことになっています。
ヘンプの凄さは、世界ほとんどのところで栽培できる植物であること。北極、南極、ツンドラ気候、完全な砂漠、、以外であれば栽培できます。そう、世界どの国でも栽培しようと思えば栽培できます。
しかも、地上エネルギーとしても、産業的にも、有用性(潜在力)の高いヘンプです。そこで、世界各地で幾つかのヘンプ普及振興のための協会が存在しています。
・Hemp Industries Association(HIA)
・Business Alliance in Commerce and Hemp(BACH)
・National Hemp Industrial Association
・European Industrial Hemp Associatio
・THCF(The Hemp and Cannabis Foundation )
・the Campaign for the Restoration and Regulation of Hemp (CRRH)
・HIA
・VoteHemp など(順不同)
最近では、EIHA(ヨーロッパ産業用ヘンプ協会)がドイツで開催されましたね。北海道議会議員広田まゆみ先生のレポートがとても勉強になりますので、ご紹介します。
【道議会産業用大麻海外調査団⑤ 第13回EIHA会議】
http://hiromaru.jp/archives/3789
※ヨーロッパ視察旅行のレポートも素敵ですので、ぜひご一読ください。
【道議会産業用大麻海外調査団 視察報告 ① 本日は移動日です】
【道議会産業用大麻海外調査団 視察報告② グリーンハウスとヘンプ博物館】
【道議会産業用大麻海外調査団 視察報告③ フェンスのないヘンプ畑で】
【道議会産業用大麻海外調査団 視察報告④フードバレー&EIHA事前レクチャー】
【道議会産業用大麻海外調査団⑤ 第13回EIHA会議】
【道議会産業用大麻海外調査団⑥〜研究、利活用の進む産業用大麻】
【道議会産業用大麻海外調査団⑦ー断熱材としての活用事例】
【道議会産業用大麻海外調査団⑧〜帰国日です】
ただ世界的にみたときに、、全世界を包括した集まりがない! んです。なぜか。(個人的には、COP21みたいなときに開催されていいことだと思うのですが・・[参考:COP21とヘンプ ~ヘンプ活用ノウハウを各国リーダーが語り合えば、きっといい未来が待っている~])
そこで、その世界規模のつながりを持たせようとして、今回「HEMP Lifeline to the Future ~麻は未来の生命線~ )」のキャッチフレーズ下に結束された「日本麻環境フォーラム」です。
この記念すべき第1回の開催が7月2日(土)「麻地球日」のイベントと合わせて開催される訳です。
開催場所は「国立京都国際会館」! 日本唯一の国立による国際会議場です。『気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議:COP-3)』が行われた場所でもあります。
COP3といえば、WWFの言葉を借りると『世界が交わした初めての約束』として、先進国に温室効果ガス排出削減目標を課す京都議定書(国際条約)が採択された場所です。国際社会が協力して温暖化に取り組む大切な一歩となった本会場で、国際社会が協力して麻の普及推進に取り組むフォーラムが発足されるのです。
世界のヘンプ推進協会からも、大勢のヘンプ実業家、研究家の来日が予定されています。人が集まることのインパクト(意義)は凄まじいことですよね。これを機にワールドワイドでの広がりにつながることを願ってやみません。
しかも今回、正式に京都市の後援もいただいています。第4部では「門川大作 京都市長」も登壇。安倍昭恵首相夫人、田中安比呂賀茂別雷神社(上賀茂神社)宮司と共に統括座談会が開催されます。(麻福の私・北村は、第3部のどこかにおいて、登壇させていただく予定です。)
なんと素晴らしいことと思いませんか?!
ちなみに、こんな会場で開催されるようです。さすが国立の国際展示場です(天井が高い!)。
また後日詳述したいと思いますが、ぜひWebサイトをチェックしてくださいませ。ホール前では展示ブースもございます。
http://japanhemp.net/forum2
◎Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/982507858463558/permalink/1008891655825178/
■■ご協力依頼■■
さいごに皆さまへのお願いです。
「麻地球日」と「世界麻環境フォーラム」では、その運営資金としてクラウドファンディングでも募集しています。
そのうち、前者「麻地球日」の締め切り日が 明日17日(金)24:00(深夜0時) まで となっております。
ご紹介しましたとおり運営母体は個人で成り立っています。個人のボランタリー精神(人のつながり)で、この大いなるイベントの成功に向けてスタッフが取り組んでいます。が、まだまだ多くの予算(運営資金)が必要な状況です。
主な使用目的は以下のとおりです。
・展示関連費用(展示品送料、什器、保険、設営、警備代)
・麻の正しい知識を伝えるリーフレット印刷代
・イベント運営備品(音響設備、POPなど)
・上賀茂神社への寄付金(今回のイベントに際し多大なご厚意をいただいております。)
・麻農家への支援
本企画にご賛同いただける方は、少額でもよいので、ぜひともご協力いただけないでしょうか。参加予定の方も、事前の寸志をお願いします。
▼▼▼ ご一読ください! ▼▼▼
◎麻地球日・クラウドファンディングページ:
https://camp-fire.jp/projects/view/6025
※世界麻環境フォーラムでもクラウドファンディングで募集中:
http://japangiving.jp/p/3995
http://japangiving.jp/p/3995
募集文でも記述ありますが、日本のヘンプ産業の普及拡大に向けた大いなる機会にできれば、と思いますので、ぜひともご協力よろしくお願い申し上げます。
(課題1)世の中に正しい麻の知識が伝わっていない。誤解されている。
ヘンプの有用性がまだまだ社会一般に伝わっていない。知る機会そのものが少ないために”ただただ悪いもの・・”と思い込んでいる方がまだまだ大勢いらっしゃいます。
> 世界遺産「上賀茂神社」を会場とする例を見ないイベント。
(神道における麻の重要性に理解をお寄せいただき、寛大なご厚意に基づくものです。)
> 日本の麻伝統品、世界の麻製品展示、活動パネル、映像放映
> 麻栽培農家、麻製品取り扱い企業の講演(課題2)ヘンプ有用性が実感できない。実物を見たことない。
ヘンプは、人が快適で健康に生活していくためにも有用な素材です。食べても美味しく、着ても住んでも心地よく、多大な美容健康効果があります。ただ、まだまだ実感(体感)する場がまだまだ少ないです。麻の多用な有用性を実感しないと真の広がりはないと思います。
> 麻関連ショップ150店舗(目標数)。上賀茂神社の広い敷地に集結します。
> 体験コーナーを豊富に用意。麻の有用性を実感できるワークショップを開催。
> 衣・食・住・美の価値をご実感いただきます。(課題3)栽培農家が減少している。免許取得が非常に困難。
日本では1万年の麻の歴史があります。戦前は日本全国に麻畑が点在していました。ただ戦後の栽培規制を受けて現状はわずか5haほど。麻農家さん40弱まで減ってしまいました。日本の伝統品には麻を多く利用が必要ながらも、その需要を満たせていない現状があります。人生をかけて麻栽培を志す農家もいますが、現状、栽培免許を取得するのは容易ではありません。
> 日本での麻栽培活用への道が拡がっていくよう、一個人の声を集めます。
イベント会場で皆さまとお目にかかれますことを楽しみにしております!! ぜひお越しください!!!!
P.S. 6/20 15:00~は、上賀茂神社でのプレス発表を予定されています。メディア関係の方、ぜひ!!
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