COP21とヘンプ ~ヘンプ活用ノウハウを各国リーダーが語り合えば、きっといい未来が待っている~
国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開催されていますね。世界150国ものリーダーが集まり、拡大し続ける気候変動の問題を話し合う場です。第一線の科学者たちも多く参加しているようです。
◆COP21とヘンプ
hempが何か話題になってるのでは?とざっとインターネット調べてみましたが、いまはこれといった情報は見つかりませんでした。今後何かニュースで出てきたら紹介いたしますね。
一点あったのは、International Hemp Building Associasion が何かしらのフォーラム(分科会)を開催したようです。詳細は現時点不明ですがどんな内容だったのか興味津々です。
International Hemp Building Associasion(IHBA)は、直訳すると、国際ヘンプ建築協会。2009年アイルランドで生まれた組織で、いまは25カ国で200位上のメンバーがいるそうです。創始者は、あの名著『Building with Hemp』のSteve Allin氏です。
当協会のWebサイトには世界のヘンプハウスの写真が掲載されていますよ。
http://internationalhempbuilding.org/gallery/
成長の早いヘンプは、成長に連れ二酸化炭素(CO2)を多量に吸収します。燃やされるとまた空気中に戻されてしまいますが、ヘンプハウスなどに用いた場合は数十年~数百年の単位で固定化されるのでCO2削減効果があるといえます。
◆持続可能な植物=ヘンプ。
ヘンプって、この地球温暖化対策はもとより、世界規模で持続可能な発展を遂げていくための決定策な植物として有力視できますよね。
言わずもがなヘンプは環境にやさしい植物。地球環境への負荷は少なく、それどころか栽培によって地球環境を良くすることが分かっています。
こうして栽培できるヘンプで、下記のような製品などを活用していくことで、より地球環境と共生のとれるはずです。
なんてったってこの成長力です。
(注)栽培地の気候、栽培目的(活用用途)によって栽培方法・刈りとりのタイミングは異なります。
◆世界のリーダー間でヘンプの活用ノウハウは共有していければ、それは温暖化対策や地球環境対策、はたまた世界平和にもつながる(ハズ)
ヘンプ栽培と活用を国策として取り組んでいる国は相当数あるのに、なかなか話題になっていない?? たとえば、OECD(経済開発協力機構)2005年加盟国の30カ国でみると、非栽培国は5つだけ(ベルギー、デンマーク、 ギリシャ、アイルランド、 ルクセンブルク)だったよう、もはやヘンプ栽培促進は当たり前の世界情勢です(Ivan Bocsa,The cultivation of HEMP(1998))。日本を除くと24カ国は栽培推進をしている状況(アメリカはもはや推進国に含めました)。この栽培の動きは加速しています。
具体的な対策まで討議しあう場ではなのかもしれません。あるいは、やはり国策なため国外に出したくない、のかもしれません。
ただ、なんてったって、北極・南極・ツンドラ気候、完全な砂漠以外・・ほぼ全ての国において栽培することができる植物です。ある国の活用ノウハウは、そのまま他国にとっても大いなる参考になります。
世界のリーダー間でヘンプの活用ノウハウは共有していければ、それは温暖化対策や地球環境対策、はたまた世界平和にもつながる(ハズ)
もっと話題として出てくるかと思ったのですが、現時点では残念。あまり見かけません。世界の指導者が集まる写真をみて、、みなさんもそう思いませんでしたか?
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