「麻(Hemp)」の地名は海外でも..スコットランド・ヘンプの話
「麻」の地名は海外でも..スコットランドの例
日本にも、「麻」のつく地名は多いですよね。日本中あちらこちら「麻」がついた地名があります。
そんな地名に「麻」の名前がつくのは海外でも・・・という話。スコットランドの例をあげます。
UKCIA(UK Cannabis Internet Activist)によると、スコットランドでは1000年頃から栽培が始まったそうです。特に、漁業に関わる人たちの中では重要な作物で、漁網や綱、帆などに使われていたようです。ただ、(この記事によると)18世紀には貴族の森林領地に取って代わったそうですが。
麻(Hemp)にゆかりのある地名が多数残っているようで、今でも残っている地名として下記挙げられていました。
・Hemphill
・Hempland
・Hempriggs
・Hempy Shot
Hempriggsをみてみた
3番目のHempriggsをGoogleMapで調べてみました。
場所はこの辺り。赤い印がついているところが Hempriggs です。
ちなみに、緯度は北海道よりもはるか北にあたります。モスクワくらいのようです。こんなところでも、ヘンプは栽培できるんですね。
小麦でしょうか?何かの畑になっていました。昔は、一面麻畑だったのかもしれません。
病院がヘンプを栽培していた(中世において)
興味深いのは、中世において、病院がヘンプを栽培していたようです。繊維採取の目的に加えて、医療用の薬として使っていたのではないか、と記事ではふれています。修道院がヘンプ栽培し、ヘンプから名づけた土地をもっていたとか、、とても奥が深そうです。
スコットランドのヘンプ・エコビレッジ
最後に、スコットランド北西にあるAchabeag という場所で、ヘンプのエコ・ビレッジ・プロジェクトが始まっているのはご存知でしょうか。
ヘンプ建築方式以外にも、最新鋭の環境技術を駆使して施工され、既に2棟ができあがっています。将来的には、なんと20棟のヘンプハウスを建てるそうです。
ちなみに、Achabeag は、こんな景色がキレイなところのようです。
1700万円以下で販売されるようです。セカンドハウスにいかがでしょうか。。
(参照)Hemp, Lime And Local Timber At Scots Eco-Village
ASAFUKU(麻福):http://asafuku.jp/
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