【応援依頼】ヘンプの糸づくり、から取り込む気概。

ヘンプウェアブランド「ルナティカナパ」さんでのクラウドファンディングをご紹介。

ヘンプ✕オーガニックコットンの国内紡績糸を用いて、ストレッチを利かしたニット生地を編み立て、多目的ヘンプ・ファブリック『Magic Wrap』を提案されてます。

  毎日、何年も同じ服を着回していたとしても飽きない魔法の布「Magic Wrap」
使い方はとっても簡単。巻いて折り返すだけでいつでも簡単に美しいラインを作ってくれます。ロングにもミニスカートにもワンピースやキャミにも変身!また、ストールや赤ちゃんのおくるみ、ブランケット代わりにも使っていただけます。ぜひご自身の好きな巻き方をいろいろ見つけてみてください。

草木染め(ナチュラルダイ)の色合いが鮮やか。草木染めなのに、濃色でムラなく染められるのに、染色堅ろう度も良い(色落ちしにくい)は特徴的な技法です。

[色]
蘇芳色:バラ染め
藤色:ラベンダー染め
すもも色:エルダーベリー染め
熨斗目色:ブルーベリー染め
墨黒色:ログウッド染め
消炭色:竹炭染め (※在庫限り10名)
小鴨色(新色):クチナシ染め
青磁色(新色):セージ染め
生成り(新色):染めなし

この技法は、繊維業界では長年注目されてまして、麻福でも昔ヘンプTシャツをローズ、ラベンダー、カモミールで染めてもらったことがある工場さんです。とってもいい色でしょう?!

 

◆糸からつくらなければ、ならない事情

普通の中小アパレルブランドは、生地問屋さんから必要な分を購入することが一般的です。生地を在庫している問屋がありまして、リネンなやオーガニックコットンなどは、定番的な生地が必要分だけ買えるのですが、ヘンプは皆無・・

もちろんオリジナルの生地を工場さんに依頼することはありますが、その生地工場は、糸屋さんに必要分を発注して織り立てる訳です。ヘンプ糸を扱っている糸屋もほとんどありません。

いま世界的にヘンプの糸づくりは難しくなる一方。とくに、日本は。麻の繊維原料は皆無ですし、そもそも紡績工場が減っていく一方、、

具体的には、たとえば以下のようなものが考えられます。

<紡績工場にとっての難しさ>

・良質なヘンプ原料が入手できない..

いま世界的に良質なヘンプ繊維原料がつくれない、入手できない状況があったりします。とくに、良質な糸をつくるために必要な長繊維は麻農家が手作業中心で採取しますが、社会の高度化に伴い減っていく方向。。。

・生産ロットが少ない..

糸の紡績には何工程にもわたる工程があります。全ての工程で機械を動かしながら生産していきますので、小さいロットは効率が悪くなるだけでなく、品質不安定化につながり、工賃もどうしても高くなります。

・ヘンプが邪魔をする..

コットンに比べて、ヘンプが入ると面倒なことを引き起こします。。不良箇所が頻発して歩留まりが悪くなったり。ヘンプ繊維原料が悪いと、なお状況は悪化し、問題を引き起こし、経済効率が悪くなることがしばしば..

<アパレルメーカーにとっての難しさ>

・まずの資金がいる..

オリジナルの糸をつくる、というのは、まずお金がいります。糸をつくっても、生地をつくるのに時間がかかり、縫製などの製品をつくって、販売してやっと現金になります。川上から取り組むのは、本当に金がいるんです・・・(泣)

・長期間、在庫になる..

製品になっても、すぐ売れればよいですが、、売れなかったら在庫です・・原価もかかってるし、こだわりな品だし、安売りもしたくないし、、大変です。安くして売れるものなら、まだしも、、、

・期待できる糸が上がるか分からない..

難しい天然素材=ヘンプの糸づくり。予期せぬことが頻繁に起こります。。いつもリスクがついてまわります、、、、

・どうしても製品値が高くなる..

大量ロットでつくる訳にもいかないので、どうしても原価かかってしまいます。致し方ないのですが、製品値が高くなると、売れにくくなることも往々です。

結果として、製品メーカーが糸から製品を作る、というのは大きな資本をもった会社が取り込むことで、一般的には及び腰になります。

 

◆クラウドファンディングを活用

こういう事情から考えても、クラウドファンディング的な事前受注は、工場にとっても、メーカーにとって、また、消費者にとっても”こだわりのものが安く買える”メリットがある三方良しのシステムに思えてきます。

先日は、麻紙名刺プロジェクト(https://www.makuake.com/project/asatokito/)で多くのお力添えをいただきましたが、今後麻福でも、アイテムを拡げて展開していけないか真剣に検討しています。

そのときは、どうぞよろしくお願いします。

 

◆さいごに。麻福のコットンについて。

『麻福のコットンは何?オーガニックコットン?』よく聞かれる質問ですが、麻福の製品の多くにはオーガニックコットンを使っていません。。それには、以下のような事情(言い訳?!)があります。

*オーガニックコットン素材の信憑性

オーガニックコットンの判定ができない点にあります。まず、オーガニックコットンと通常綿を客観的に比較する方法はありません。

よく通常のコットンには残留農薬が...という方もいますが、紡績して糸になった段階では何も薬剤などは残っていません。

客観的に試験してもオーガニックかは判別できないので、不誠実なことをしようとすれば、できてしまうのもオーガニックコットンでして、、、、実際、コピーを重ねた証明書だったり、ほんの数%しかオーガニック綿が入っていなかったり、粗悪な通常コットンをオーガニックコットンといって高く売っているケースもあります。化学染料でがしがしに染めた製品でもオーガニックコットンといえたり、、何をもって『オーガニック』といえるものか分からなくなります、、世界にはオーガニックコットン認証制度も幾つかあれども、そのレベル感にも幅が広いようです。。

シンプルに疑問なのは、オーガニックコットンの市場はうなぎのぼりに増加しているようです。(参考:TE 2016 オーガニックコットン レポート )本来、3年間は農薬を使っていない畑でしか栽培できない、また、農薬をたくさん使わねばならぬ程手間暇かかるのもコットンなはず。経済論理として、供給量が限られていて、需要が急拡大するのであれば価格は急激に上昇するハズですが、街の量販店をみると1000円代のオーガニックコットンTシャツがでてきたり、とむちゃくちゃ。

真のオーガニックコットン、オーガニック を追求できていない、のが正直なところです。

※ちなみに、ルナティカナパさんのオーガニックコットンは、長年の信頼と実積ある大正紡績さんが手配していますので、間違いありません。

*ものづくりが大変になりすぎる。高価になりすぎる。ものづくりの幅が限られる。

ヘンプだけでも大変なのに、オーガニックコットンも組み合わせると、ものづくりが大変になりすぎるのも事実です。コストも高くなります。

麻福としては、ヘンプ製品の有用性を、広く世の中に伝えていきたい想いがあります。価格が高くなりすぎると、手に取れる人も限られてしまう。それも本望ではありません。。

また、ヘンプのチカラを引き出すために、様々な手法でものづくりを行っていきたいと思っております。が、オーガニック最優先になると、かなり手法も限られてしまうのも事実です。

*細い糸はつくれない

オーガニックコットンの繊維長は一般的に短く、細い糸がつくりにくいという事情があります。とくに、ヘンプと合わせて細い糸をつくるのは、、現状オーガニックコットンでは技術的に不可能な状況です。オーガニックコットンの品種改良も進化しているようですが、、

麻福の「おやすみ手袋」や「靴下」「ウォーマー」類など、肌にストレスなく、ふわっと肌を包み込む素材感は、この細い糸ならではで実現できる部分です。

・・・

繊維製品の安全性を保つのは当たり前です。その点には、できるかぎり配慮して取り組みます。

ただ、オーガニックを追求すると、ヘンプのものづくりに制約がかかりすぎるのも事実。苦渋なのですが、それがオーガンックコットンをうたわない理由です。

麻福では、ヘンプ素材の力を引き出し、ヘンプ製品の快適さを広く多くの方々に伝えていくことに注力していきたいと思っております。結果として、ヘンプが普及することにより、ヘンプによる人や地球環境への好影響を信じています。

もちろん、今回のルナティカナパさんのように、信頼できるオーガニックコットン素材と、国内の紡績工場さんとの提携を通して、人と地球が持続可能なヘンプ製品づくりを目指していく道にも取り組んでいけるよう、しっかり力をつけてまいりたいと思いますので、また引き続きのご支援をよろしくお願いします。

 

..久しぶりの投稿で、あちこちと、とりとめなく、長くなってしまいました・・

ヘンプの糸づくり から取り込む、という気概をお伝えしたかったまでです

ルナティカナパさんのご支援をよろしくお願いします。

残り8日 です!!!

■これ一枚で無限のスタイルを。麻生地の巻きスカート”Magic Wrap”
https://readyfor.jp/projects/13230

 

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