京都三大祭り『葵祭』で麻を探す
明日5/15は、京都三大祭の「葵祭(あおいまつり)」ですね。
京都三大祭のひとつである葵祭は、日本の祭りの中でも最も優雅で趣に富んでいる、といえるのではないでしょうか。
平安貴族そのままの姿で行列をなして京都御所から、下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。その人数は、なんと500名を超えるそうです。
(参考)http://everkyoto.web.fc2.com/aoifes.html
装束、御簾、そして、前儀の流鏑馬神事(やぶさめしんじ)で用いる弓弦など、、随所に麻が使われています。
十二単にも麻が
平安女房装束の代表格といえば「十二単」ですね。宮中など公の場所で晴れの日の装いとして着用されていました。葵祭では、その「十二単」も観賞できます。
『日本人なら知っておきたい! カミサマを味方につける本(井戸理恵子著)』によると、十二単では「麻・絹・麻・絹』と重ねて着用したようです。
そんな十二単について、、ご紹介したい書籍があります。。
その名も『わたしのドールブック ジェニー 十二単と花嫁衣裳(日本ヴーク社)』
Googleブックスにて、一部公開されています。是非ご覧ください。
■日本人なら知っておきたい! カミサマを味方につける本(Google ブックス)
実物に基づいて作りやすく姿よく設計されています。部位・素材についての解説もとても詳しいです。精巧なつくりで、なんだか人間の技を超えているようです。 見ていて楽しく、感動してしまいます。
草木染めの色鮮やかにも感動
平安時代の人々は、さまざまな植物を用いて布を染めていました。十二単はその代表的な存在です。それは、当時の人からみても、目を見張るほどの鮮烈さがあったことでしょうし、現在の私たちからみても、全く色あせず、すさまじい「生命力」を感じますよね。
※平安時代の色の解説は下記のページが分りやすいです。ご覧ください。
http://mihayu.com/irodori/age_heian.html (irodori)
..とはいえ、実物に触れる方が10000倍感動するかと思います。ご都合つかれる方は是非京都・葵祭へ!!
■葵祭
http://www.kyokanko.or.jp/aoi/
http://souda-kyoto.jp/travel/saijiki/aoi.html
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