大規模ヘンプ畑の収穫模様 ~オーストラリアでは収穫の最盛期~
南半球のオーストラリアでは、いまがヘンプ収穫の時期。
50ヘクタールほどの大規模なヘンプ畑で、その収穫模様もダイナミックです。是非映像をご覧ください。
※参考記事・写真:Vacy farmers mow good crop of hemp | VIDEO, PHOTOS
オーストラリアでは例年10月頃に種付けを始めるよう。この時期に植えた場合は1ヘクタールあたり10トンの茎が産出されるそうですが、それ以降だと6トンに減るそうです。
この畑は、建築建材用途だそうです。茎(麻幹:オガラ)は約60mmに粉砕され、建築材にされるそうです。そう、オガラは石灰と混ぜられることで固定化してつくる壁材(「ヘンプクリート」と言われます)用の材料です。
ヘンプクリートには下記のようなメリットがあります。
★施工例(The Australian Hemp Masonry FB より)
日本でも、たとえば広大な北海道で、大規模ヘンプ栽培を行って麻建築用のヘンプをこのような規模で実現できればよいですよね。
ところで、日本の例をいうと、良質な精麻を得るためにも1本1本傷つけずに抜き取ることが多いです。
下記は栃木県鹿沼市・大森さんの麻畑に外国人キャスターが訪問したときのテレビ映像。1:40頃から手作業で収穫しているところの模様が流れます。2:47頃の「黄金の精麻」にするのが主目的です。
用途(目的)に応じて、栽培の方法や収穫の方法も異なってきます。どちらが良い悪いではありません。
ASAFUKU(麻福):http://asafuku.jp/
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