新年良年◆春福
新年おめでとうございます。
恭喜發財。旧暦では本日が新年(旧正月)です。
ところで、伊勢志摩地域では、1年中にわたって玄関に「しめ縄」が飾られます。
このしめ縄によく書かれている文字が「蘇民将来子孫家之門」「笑門」「千客萬来 」など。麻福では「蘇民将来子孫家之門」を選びました。
「蘇民将来子孫 (そみんしょうらいしそん) 家之門」とは?
蘇民将来子孫家之門について、三重県のWebページによると以下のとおり説明されています。
この「蘇民将来子孫」について、『宇治山田市史』等では『備後風土記逸文』を引用して、スサノオノミコトが、南海への旅の途中、蘇民将来・巨旦(こたん)将来という名前の二人の兄弟のいる地に立ち寄り、そこで、ミコトは一晩泊めてくれるよう二人に頼みました。弟の巨旦はとても裕福だったのですが、断りました。兄の蘇民は貧しかったのですが、親切にミコトを泊めてあげました。スサノオノミコトは喜び、蘇民に「今後、この地に悪い病気が流行ったときには、蘇民将来の子孫であると言い、茅輪(ちのわ)(茅や藁(わら)を束ねて作った大きな輪)を腰に着けなさい。そうすれば病気を免がれるでしょう」と言って、その地を立ち去った。
【 出典 】三重県環境生活部文化振興課
以来、蘇民家は、疫病が流行ってもその災いから免れて、代々にわたって栄えたそうです。
このようなことから、伊勢地方では、魔除けとして注連縄を 蘇民将来の言葉とともに 掲げるようになったそうです。 伊勢では2月の本日でも注連縄が堂々と販売されている位です。
一年中掲げてかまわない「注連縄」
注連縄は、お正月時期だけのもの、という習慣が、とくにご家庭では多いかと思います。
良い悪いで語ることではありませんが、神社では一年中架けているように、厄や災いを祓うものとして、一年を通して飾ってもよいのではないでしょうか。
「麻のしめ縄」
毎年、年末の恒例アイテムになりつつある「麻の注連縄」。 昨年末も多くの方々にお求めくださりまして、ありがとうございました。
ところで「大麻」は、「おおぬさ」とも呼ぶように、災いを祓うものとして使われてきました。
こうした大麻繊維で用いて、”茅輪“状のようにつくっているのが麻福で提供させていただいている注連縄です。 作り手は、京都で約130年にわたり神仏仏閣麻製品の製造を手がけていらっしゃる(株)山川の山川さんです。
栃木最高級の輝きを放つ大麻繊維の美しさに相まって、精巧なものづくりの技が合わさった逸品です。きっと神様も喜んでくださるのでは、と思います。
お住まいの地域の風習により玄関に堂々と飾るのに抵抗がある方は、内扉などにいかがでしょうか。(逆に雨風の恐れある屋外だとダメージを受けてしまう恐れがあります。)
◎さいごに
お求めご希望の方がいらっしゃいましたら、以下の商品ページよりご検討ください。 現在、小ぶりサイズのみ在庫ございます。
◎麻の「しめ縄」
https://asafuku.jp/SHOP/D0030-1.html
※こちらの商品は伊勢から心をこめて発送いたします。
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