「ガラ紡」と「麻」で織り出すナチュラルな空間づくり。
このたび、「ヘンプ」とオーガニックコットンの「ガラ紡糸」を用いた「ベッドカバー(布団)カバー」を企画してみました。
不均一性のあるがら紡糸が、ナチュラルな雰囲気を醸し出します。 タペストリー、仕切り布、ソファカバーなどにもいかがでしょうか。
ガラ紡糸と製品の第一人者である「木玉毛織 (https://www.kitamakeori.co.jp/ ) さん(愛知県一宮市)とのコラボ品になります。
ガラ紡とは、1873年(明治6年)に考案された日本独自の紡績手法です。その特徴は手紡ぎ風の太い糸。手紡ぎに近く、独特な不均一な凸凹と、温かみのある素朴な風合いが、見る人に”温もり”と”安らぎ”をもたらせてくれます。
糸をつくるときに”ガラガラ”と音がすることから「ガラ紡」と呼ばれます。当時は手紡ぎしか手段のなかった当時の日本において画期的な技術でした。
https://youtu.be/RfDsenD79mI?t=60
ヘンプは経(たて)糸に用いています。緯(よこ)糸には「がら紡糸」を。がら紡の良さである太さの不均一性が分かるよう、あえて粗く織り立てています。
がら紡の原料は、オーガニックコットンの落ち綿=つまりオーガニックコットン糸を紡績しているときに出てしまう繊維わたです。こうして出てしまう繊維は短すぎて、これ以上糸にすることはできませんが、がら紡だと糸に紡ぐことができます。
そのため、あまり強い糸ではないですが、丈夫なヘンプのたて糸を用いることでカバーする織物としては合う仕上がりになりました。
こうした日本らしいエコな精神をも包含しつつ、こうした技術や自然素材をみらいに活かす具体的なアイテムとして、ぜひご愛用いただけますとうれしいです
▼ガラ紡ベッドカバー(150×260cmのお求めは▼
https://asafuku.jp/SHOP/A0206-1.html
【参考】
・がら紡について(ケロ企画さんWeb)
https://kerokikaku.exblog.jp/21264370/
・がら紡機械の構造について(東京農工大学制作)
https://www.youtube.com/watch?v=HpIb8bvw4qg
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