【HempFlax社】大規模麻畑の収穫映像を拝見して。。

本日は徒然と..

オランダの産業用ヘンプ会社『HempFlaxhttp://hempflax.com/)』さんの11/7 Facebook投稿映像をご紹介いたします。

1200ヘクタールのヘンプ畑と、そのダイナミックな収穫風景を”45秒”に凝縮している映像です。この規模で産業が回っていることに、改めて感嘆いたしますね!


https://www.facebook.com/HempFlax/videos

これらの麻原料を用いてつくるのがFRP(繊維強化)シートや繊維マット。ベンツやBMW、ジャガー、ベントレー、ブガッティ・ヴェイロンなどのドアパネルやダッシュボードに使われています。家の断熱材用途やペット向けの敷材など、収穫した麻を余すことなく製品化されています。

やはり凄いのは、これだけの規模で、毎年栽培して、収穫・加工して、製品にして安定的に供給し続けていらっしゃること。その継続には多々苦労があったことと想像しますが、安定品質を安定供給してきたからこそ、名立たる企業から採用されるに至ったと思います。

そのダイナミックともいえる生産工程は下記をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=m-7wrT1Upvw

 

HempFlax社の創始者は Ben Drokers さん。

昨年7月の京都・世界麻環境フォーラムにもお越しくださり、これをご縁にその後も何度かご一緒させていただいでおります。https://www.facebook.com/events/982507858463558/

創業は1994年。当時は、ヨーロッパでも『ヘンプ?? 何???』みたいな感じだったそうです。そこから、栽培・加工工場設立・安定生産・安定供給で一大産業を構築されました。人格も人柄も素晴らしく、また、ヘンプ愛も素晴らしく、良きヘンプの未来づくりに多大な貢献をされています。

https://youtu.be/6Ykzbgl3ttg?t=1h25m3s

素晴らしい舞台で私もご一緒させていただきましたことには、改めて感謝するとともに、少しでも近づけるように精進したいと思います。

BenDrokersさんと著者(北村)@京都麻フォーラムで。Benさん、心底尊敬しております。

 

Benさん、背景に映っているMADE IN SHIZUOKA(菊屋さん&宍戸一善さん)の藍染の蚊帳と以下の藍染タペストリーを即買いされました。いまも自身の寝室で使っていらっしゃるようです。

MADE IN 静岡。菊屋さんのヘンプ100%からみ織りタペストリーに宍戸一善さんの素晴らしい藍染

ちなみに、ヨーロッパのヘンプ耕地面積では、HempFlax社が創業された1994年が約7000ヘクタール。2016年は約33,300ヘクタールと12年間で約5倍。その拡がりは急拡大しています。栽培しても、モノつくっても、市場(買ってくれるお客)がないと続きません。ヨーロッパの急拡大をみると、この市場と栽培・製品づくりがうまく連携とれてきた証ともいえそうですね。

EUのヘンプ耕作面積(2016)  ※クリックすると拡大します。

◎(参考)ヨーロッパのヘンプ栽培面積は、この3年間で約2倍!!
https://asafuku.net/?p=5564

 

■北海道にエール..

それはそうと、冒頭の映像のような大規模ヘンプ栽培。この規模を日本で実現できるとすれば・・・そう”北海道”ですね! その耕地面積は、日本の約4分の1で 約115万ヘクタール(2011年)だそうです。そのわずか0.1%だけでもヘンプ畑になれば、冒頭の映像の麻畑と同じ=約1200ヘクタール。

北海道の超党派の方々、ぜひ枠組みづくりを、よろしくおねがいします。

◎(参考)【北海道・超党派麻研究会】産業用途の活用を推進!!
https://asafuku.net/?p=6019

 

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