幸せを運ぶ『コウノトリ』と『麻』
今年3月に徳島県鳴門市大麻町で誕生したコウノトリのひな3羽。その後、巣立ちして約1ヶ月を迎え、元気に過ごしているそうです。
※冒頭画像は、鳴門町大麻町 大麻町商工会『おおあさ日和』より。
http://ooasabiyori.com/
コウノトリ、巣立ち1ヵ月 仲良し3羽元気に成長 2017/7/3 10:08鳴門市大麻町で生まれたコウノトリの雌「あさ」と雄の「蓮(れん)」が巣立ちしてから、2日でちょうど1カ月を迎えた。少し遅れて巣立った雄の「なる」も含めた幼鳥3羽は、巣の周辺で餌を捕ったり空を舞ったりと、元気に過ごしている。
3羽あるうちの1羽の名前は『あさ(メス)』。鳴門市が呼称を公募し、選定されたそうです。 大麻(おおあさ)町で生まれ育ったことから命名されたそうです。
3羽それぞれの名前が「蓮(れん)」「なる」「あさ」です。
コウノトリは自然豊かな場所にしか巣を作らないそうですね。湿地が多く減農薬の畑が広がる環境がひなの誕生につながったと関係者の中では評価されています。
(参考)減農薬の畑 コウノトリ誕生後押し 徳島・鳴門、野外繁殖成功
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG05H0U_V00C17A4000000/
◆徳島県鳴門市大麻(おおあさ)町
大麻町は、麻ファンには聖地ともいえる場所。
大麻町は、その名の通り「麻」に縁がある地。麻ファンには馴染みでしょう阿波国一宮『大麻比古神社』がある地です。(しかも、本殿裏手にある山の名称は「大麻山」)
過去にも当ブログでも何回かご紹介してきました。
・麻弦の百々手式 で五穀豊穣願う(大麻比古神社にて)
https://asafuku.net/?p=636
◎縁起のよい「麻」と「ふくろう」で『福』を得る(大麻比古神社にて)
https://asafuku.net/?p=1423
◆今秋、大麻比古神社に『神麻のしめ縄』が架け替えられます。
この大麻比古神社に、今年の秋・10月28日、『日本麻振興会 全国の神社仏閣に注連縄・鈴の緒を奉納する有志の会』神麻(日本麻振興会で栽培し研ぎ澄まされた最上級の精麻)でつくったしめ縄が奉納される予定です。
いま全国の神社の多くにおいて、注連縄が、ビニール製または海外産繊維になってしまっている現状にある中、それらで作られた注連縄を架けておられる神社に、国産稲藁および国産大麻繊維製の注連縄を奉納する活動を行なっていらっしゃいます。
・日本麻振興会 全国の神社仏閣に注連縄・鈴の緒を奉納する有志の会 ホームページ
http://shinmahounou.com
当会の代表理事が安間 信裕さん。伊勢外宮前・自然布展で貴重な作品を展示くださってもくださっています。
◎伊勢神宮の外宮前で『自然布展』を開催。過去と未来の麻布を考える。
https://asafuku.net/?p=5160
日本での麻の栽培(精麻生産)を拡大し、全国の神社の注連縄が国産の稲藁、国産の大麻繊維に変えていけるよう取り組んでいらっしゃいます。
昨年奉納のドキュメント映像をぜひご覧ください。
https://m.youtube.com/channel/UC8TYsChfU6z07H050rLC4FQ
10/28 奉納スケジュール。参加ご希望の方は直接安間さんまでお問い合わせください。
ただ、活動には多額の費用が必要になるもの。現在その90%を安間さんの私費で賄われていらっしゃいます。
ムリのないかたちで、これからも継続していけるよう、市ヶ谷アサトキトにも志納箱(神麻注連縄奉納募金箱)を設置させていただく予定です。活動の趣旨にご賛同いただける方、ぜひご協力お願い申し上げます。
幸せを呼ぶ「コウノトリ」が生まれた大麻町。麻に由来ある地に嬉しいですね。新しい麻の未来を大麻町から。10/28、大麻比古神社でのしめ縄奉納時には、生まれ境地に戻ってきてくれないかな、、とひそかに期待しています。
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