縁起のよい「麻」と「ふくろう」で『福』を得る(大麻比古神社にて)
阿波国一宮である『大麻比古(おおあさ)神社(徳島・鳴門)』で、今年もフクロウのヒナが誕生したそうです。毎日大勢の観客に囲まれています。
◆徳島)大麻比古神社にフクロウのヒナ(朝日新聞5/30)
体調30cm、飛ぶ練習をしていて落ちてしまって茫然としていたところを発見されたそうです。
また、親鳥は夜行性で昼間は見られない中、子鳥はひたすら親鳥を待っているようで、、なんとも愛らしくカワイイ ですねっ。
縁起の良い『ふくろう』
『ふくろう』はとっても演技のよい鳥ですね。
・福来郎(福が来る)
・不苦労(苦労がない)
・不苦老(老いの苦労がない)
・福籠(福がこもる)
・福老(豊かに年を取る)
など、縁起のよい当て字があてられます。
また、夜行性で夜でも目が利くことからも「世間に明るい」「先を見通す」などの意味にもとられます。
忌部氏とふくろう
忌部族ゆかりの名神大社「大麻比古神社」では、ふくろうは「神鳥」として崇拝されています。
阿波忌部族は、日本各地に麻・穀を植え、農業・織物・養蚕・製紙技術などを伝播させ、倭国創生の立役者といわれています。(参考:阿波歴史民族研究会)
毎年実際のフクロウのヒナも誕生するのですから、ダブルに演技がよいですね。
「麻」もまた演技のよいもの。「福」をもたらすもの
阿波世界農業遺産には下記のとおり「大麻比古神社」紹介されています。
「大麻比古神社」の神紋は[麻の葉]。日本の生活産業や祭事の根幹をなす『麻』を神格化したのが[大麻比古神]で、それは畑作の一つとなる麻の神様であり、農業・産業神の一つでもあります。
「福」が導かれますように。
お近くの方は、是非足を運んでみてくださいね!
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