レゴ(LEGO)が ヘンププラスチック となる未来を祈る!?

子供のころ「レゴ(LEGO)」で遊びましたか? 最近レゴの話題が多いような気がするのは気のせいでしょうか。レゴで育った大人が、素晴らしいこだわりのレゴ作品を披露されています。

最近のネットニュースよりご紹介します:

●映画スターウオーズの最新作「ローグ・ワン」のLego版予告映像

※オリジナル映像との比較は「RocketNews24さんの記事」で

●建築家のLego部屋

※解説は「GIZMODEさんの記事(レゴ愛好家の夢のような趣味部屋、見せます)」で。

●建築家のLego部屋

日本人も負けていません。レゴでつくる食品サンプル。「ねとらぼさんの記事(これは世界共通の飯テロだ……! おいしそうなレゴを作ってる人が海外で話題に)」をご覧ください。海外メディアでも取り上げられているそうです。美味しそう。。

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●壊れた建築を補修

壊れた建築や道路をレゴブロックで補修する活動。「Gigazineさんの記事(レゴブロックで壊れた建築を補修する試み)」が詳しので、ご一読ください。

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Dispatchwork :http://www.janvormann.com/testbild/dispatchwork/

これは素敵なアート作品ですねー。

 

◆レゴが160億円かけて持続可能な代替材料の開発へ!! 有力馬はヘンプ!?

このレゴですが、年間約600億個を製造(2014年)しているそうです。すごい量ですね。。

現在は石油由来プラスチック(1963年からABSを利用)を用いていますが、このレゴが石油由来原料の使用を減らし、持続可能な材料開発のための本格的に取り組みを初めている、のはご存じでしょうか。同社プレスリリースによると、LEGO Sustainable Material Centre(レゴ持続可能材料研究センター)を設立し、100人以上の専門家を従事させ、2030年には持続可能な代替素材を商用化させるプロジェクトの発足が2015年5月のレゴグループ役員会にて決定されています。その投資金額は DKK(デンマーク為替)で 1 billion(10億)とか・・1DKKは約16円なので、なんと160億円!?  レゴグループ、ニクイです。

◆レゴWebサイトでのプレスリリース
LEGO Group to invest 1 Billion DKK boosting search for sustainable materials

代替材料で課題となるのは「耐久性」と「弾力性」。簡単に欠けてしまえば、上述したような芸術品はつくれませんね。

そこで注目されるのが「ヘンプ」

ヘンプ繊維の強力性は天然素材でも最高クラス。その植物としての環境優位性は言わずもがな。ヨーロッパでは、ガラス繊維代替として、既にヘンプ繊維は広く使われています。代表的なのは、BMWやベンツの内装材や断熱材。

まだ明確に「ヘンプを研究する」とのレゴ関係者の発言はないようですが、無視はできないでしょう。ヘンプ業界は『Lego、ヘンプを採用!』ともはや決まったかのような盛り上がりです。

ちなみに、change.org で はレゴCEOに対して、「Legoにヘンプを!」と懇願する署名募集をしているイギリス人がいます。

●Use hemp for lego blocksOHLkTwFiqcLOboK-800x450-noPad

https://www.change.org/p/j%C3%B8rgen-vig-knudstorp-the-lego-group-ceo-use-hemp-for-lego-blocks
※日本からも応募できます。まだ目標に足りていないようなので、みなさまからも協力お願いします。いろんな方法で個人の声をレゴ社に届けましょう。

「ヘンプ・レゴ」の誕生を祈りながら、いま一度冒頭のレゴ作品をご覧くださいませ! この世界はそう遠くないかもしれません。

 

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