リーバイス(Levis)とヘンプ(Hemp)。Billion-Dollar HEMP。
7年ぶりに復活したという「Levi’s(R) RED(リーバイス・レッド)」が、今年3月より、日本ではユナイテッドアローズさん限定で販売されています。同シリーズは、プレミアムラインのコレクションとして1999年に発売されているコレクターズ・アイテムです。
素材(表地)には、そう「ヘンプ」が使われています。
ルーズで丸みを帯びているのが特徴のジーンズですが、これは、1870年頃のLevis社創業時のデザインが踏襲されています(公式Webサイトによる)。
初期のリーバイスジーンズにも、そう「ヘンプ」が使われていました。
リーバイスジーンズ誕生の経緯を簡単に説明させていただきます。
1848年頃からカリフォルニアで起きた『ゴールドラッシュ』で、数十万人の人が金の採掘に訪れるようになります。ただ、従来のズボンではすぐに破れて困っていました。
そこで、リーバイス創業者のリーバイストライスと共同開発者のヤコブ・デービスは、金鉱堀で鉱石をポケット一杯にしても破れないパンツとしてジーンズを開発・販売します。その素材として頑丈な「ヘンプ」が使われていた訳です。
ゴールドラッシュを支える縁の下として「リーバイス」社があり「ヘンプ」があったわけですね。
ちなみに、このゴールドラッシュ時期に一番儲かったのは「リーバイス社」といわれています。金の採掘者よりも儲かったそうです。
まさに、リーバイス社にとって、ヘンプは「Billion-Dollar-Crop(巨万の富を築く作物)」だった訳です。
そんな当時を想像しながら、このたびの新しいシリーズ『Levi’s(R) RED』はいかがでしょうか?
■Levi’s(R) RED
http://www.levisred.net/
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