【告知】伊勢「麻の博物館」開設のお知らせ。

このたび、麻福本社2Fにて、農作物(伝統)としての大麻を発信する「大麻博物館(栃木県)」のご厚意を受け『大麻博物館 in 伊勢・麻福』と称した麻の展示博覧会を開催いたします。

会期は 10月14日(→18日に延期いたします)から来年1月末ころを予定しております。なお、開始日の10月14日(月・祝)は、伊勢神宮の神御衣祭(かんみそさい)です。天照大御神に荒妙(あらたえ)として大麻布をお供えする日でもあります。


【開始日延期につきまして】
10月18日 (月・祝)からの開始を予定しておりましたが、台風の襲来に伴い建物内の電気系統が故障・停電してしまいました関係で18日(金)に延期させていただきます。


大麻は、日本人の営みを支えると同時に、日本人にとって非常に象徴的な農作物でした。日本人の心の故郷と称される伊勢神宮、また、衣食住の神様である伊勢神宮・外宮(豊受大御神)すぐという場所からの発信を通じて大麻という農作物への忌避感や偏見が少しでも良くなるよう、また大麻の栽培から製品の普及拡大に微力ながらも貢献してまいりたく考えております。

本店が入居する建物は大正時代に建てられました。とくに2Fは浪漫感じる空間になっております。期日と予算の関係上、大規模な改装はできませんが、趣ある雰囲気を残しつつ少しでも良質な展示空間にすべく現在急ピッチで準備しております。

なお、(社)伊勢麻振興協会による伊勢麻の活動についても展示予定です。同組織では、伊勢地域における大麻栽培が昨年より始まっております。

また上記展示に隣接する和室では、『大麻製品のある健康快適なくらし』をテーマに現在の麻製品を体験できる場も設ける予定です。私どもの商品のほか、世界各地で展開されるヘンプ製品も展示していく予定です。麻に包まれた心地よい空間で、麻に関する資料や書籍などをご覧いただければ、と思っております。

急な企画ではございますが、ぜひこの機会に足をお運びくださいまして、お力添えをいただけましたら幸いです。

■大麻博物館 in 伊勢・麻福 開催概要

・会期:令和元年(2019年) 10月18日(金)~令和二年1月末(予定)
・場所:
三重県伊勢市本町12-13 伊勢麻福本店2F [MAP
・入場料:無料
・開館時間:平日 11~16時、土日祝11~17時 ※定休日は、毎週水曜日。
・展示協力:大麻博物館、(社)伊勢麻振興協会

展示物について(以下参照)

【大麻博物館 提供】

・以下のテーマに沿ってパネル&実物展示します。
#01 歴史
#02 名称〜「麻」の定義
#03 農業
#04 衣服
#05 神道
#06 仏教
#07 伝統文化
#08 食
#09 漢方薬、民間薬
#10 麻の葉模様
#11 法律と現在

<参考:大麻博物館Twitterより>
「大麻という農作物」について、知っていただきたいこと(入門編)

 

【一般社団法人『伊勢麻』振興協会 提供】

・伊勢地域における麻栽培活動について展示します。

【麻福 提供】

・産業(麻製品)、環境、自然エネルギー的な側面について展示します。
(本企画展では、医療大麻/嗜好大麻に関連した展示はいたしません。予めご了承ください。)

【テーマに関係する具体的な麻製品】

・テーマに関する具体的な麻製品を展示します。提供は、大麻博物館と私ども麻福に加えて、多くの展示協力者(後日とりまとめて紹介させていただきます)により構成されます。


大麻博物館について

2001年、栃木那須に開館した日本人の衣食住を支えてきた「農作物としての大麻」に関する私設の小さな博物館。著作に「大麻という農作物」「麻の葉模様」。資料収集や様々な形での情報発信、技術保全を行う他、各地で講演やワークショップなどを開催。日本民俗学会員。
http://taimahak.jp/

(社)伊勢麻振興協会について

「伊勢麻」振興協会はその麻の伝統的価値、また素材・作物としての可能性を広く日本人に訴え麻栽培 / 精麻加工業を伊勢の国(三重県中南勢地域)に創出し、神事又日本の伝統産業で使用する精麻、その全てを国内で持続的かつ安定的に供給できる仕組みを構築することを目指し活動する団体です。
http://www.iseasa.com/about-us

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