『麻糸博覧会』・・”麻糸”で”つながる”イベントを開催します

緊急告知。

このたび麻福では、『麻糸博覧会』と題し、古来と現代の麻素材を一堂に展示・体験・学習できるイベントを定期開催することを決意いたしました。

そのプレイベントとして、12月1日(金)・2日(土)、東京・西荻窪の古民家『一欅庵(いっきょあん)』にて開催します。

来年の春を公式な第1回目イベントとするよう準備中です。プレ開催とはいえ、(残された時間)チカラを抜きません。ぜひ、12/1~2、西荻窪までお越しください!!


イベント詳細は、以下Webサイトをご覧ください。

★麻糸博覧会(プレ開催)Webサイト
http://asaito.org/

◆「麻糸博覧会」Facebookイベントページ ※ぜひチェックお願いします。
https://www.facebook.com/events/297644844079487/301660357011269/


【麻糸博覧会・プレ開催】

1.麻糸博覧会とは

“麻(大麻・ヘンプ)”素材を介して、『日本古来から続く自然布・大麻布(手づくり糸を用いた伝統的な大麻素材)』と『現在的なものづくり(紡績糸使用の現代的ヘンプ素材)』を両側面で展示・発信するイベントです。

日本人は、古来から様々な自然素材を用いて織物を仕立ててきました。とりわけ”大麻”は広く長く使われてきた素材です。ただ、使用される目的は、時代・地域などによって様々。かつての庶民の衣として使われ、そして、将軍や殿様にも好んで使われていたのも大麻でした。そんな奥深い背景・生活文化を見出す様々な大麻衣の実作品を目の前にしながら、自然布のプロによる解説を聞き、学ぶことができます。

また一方、”ヘンプ(ここでは海外原料主体の麻を称してヘンプと呼びます)”は、産業化の波に遅れ、現在流通する衣料素材シェアは1%未満。”麻”素材としてみても、主流は「亜麻(リネン)」「苧麻(ラミー)」ばかり。ヘンプ紡績は他に比べて難しいこともあり、ほとんど流通してきませんでした。ただ、そのヘンプがもつ魅力・天然の機能性は特筆するものがあり、さらに、技術革新により、従来に実現できなかったような細くて品質のよいヘンプ糸が生まれてきたことで、新しい素材感が生まれています。そこで、現代あるヘンプ素材を一堂に展示し、その素材感に触れていただくことで、新たなヘンプ製品づくりの可能性を示唆します。

プレ・イベントでは、素材展示に主題を置きます。ささやかながら、ワークショップ、上映会、販売会も開催します。多方面から”麻”に触れていただき、作品づくりの参考・きっかけになれば幸いです。

  • ものづくりを行っている方。作家。
  • デザイナー、商品企画、ブランド運営者。
  • 環境にやさしい素材、日本伝統の素材、機能性素材を探している企業、研究者。
  • 繊維関係者 全般。とくに、繊維系新聞/雑誌関係者、学校関係者。

ぜひお越しください!

麻、大麻、ヘンプならではの魅力、意義、拡げ方・・・意見交換できれば嬉しいです。

また、麻糸博覧会は定期開催を考えています。第1回は3月下旬~4月上旬を考えています。人が集い、輪が拡がってしていくことで、より意義がでるものと思っています。今回参加できなくても、次回はぜひおこしください。

 

2.発起人、言い出しっぺについて

当イベントの発起人は、麻福代表の北村隆匡。ならびに、宵衣堂(しょういどう)代表・小野健太の2名となります。

小野さんのプロフィールは以下のとおり。

小野健太

1984年、東京都生まれ。幼い頃から日本文化に心惹かれ、剣道・茶道・能楽・友禅染・武術・香道など和のお稽古に広く親しみながら育ち、長年着物での生活を過ごしている一方、着物を身にまとった時の皮膚感覚を大切にしながら、古布や日本各地の着物の収集・研究をしており、約10年呉服店での勤務の後独立。着物や時代資料の展示・講演、古布を現代に活かすなど活躍中。

宵衣堂  https://ameblo.jp/shoido/

今年5~9月、伊勢神宮・外宮前「うみやまあひだミュゼ」で開催された自然布展では、その希少なコレクションを提供いただいた安間信裕さんと共に多大なお力添えをいただきました。

◆伊勢神宮の外宮前で『自然布展』を開催。過去と未来の麻布を考える。
http://asafuku.net/?p=5160

その広範にわたる好奇心と、とことんまでの探究心で得た知識量は半端ないです。ぜひ会話を通じて、新しい発見をしてください。

自然布・時代資料の収集・研究している宵衣堂・小野さん。その知識量は半端ありません。直接お話を伺える貴重な機会ですよ。

 

また、小野さんは、古代織産地連絡会の運営にもアドバイザーとして多大な貢献をされています。ぜひこちらのWebサイトもご覧ください。

古代織産地連絡会公式サイト(http://kodaiori.net/

現在、古代織産地連絡会では「葛布と日本の自然布展」を静岡にて開催中。アットゥシ・しな布・大麻布・葛布・手紡木綿布・藤布・太布・宮古上布・芭蕉布の日本全国の自然布を時代資料と作品とともに展示中。「図録」作成も小野さんが手がけていらっしゃいます。全9産地の紹介や技法・資料解説、自然布とは何か?との提言等の全64ページにわたったそう。12/1・2にもお持ちいただけますので、ぜひお手にとってご覧ください。

自然布展(12/3まで)、レクチャー(11/19)、ワークショップ/シンポジウム(11/26)など開催予定。

葛布と日本の自然布ツアー2017 のご案内ページ
宵衣堂ブログより紹介ページ

 

3.開催場所について

会場は、昭和8年の古民家『一欅庵(いっきょあん)』。いま注目される文化スポット東京・西荻窪にあります。

江戸時代から残っているだろう大きな欅(けやき)が特徴の御宅。

洋館付きの和風住宅で現在もキレイに残っているのが珍しく、国の登録有形文化財。様々なTV番組(NHK・美の壺、BS朝日・百年名家など)やCMなどで取り上げられています。

開口部が広くて風通しがよいのが特徴。障子の組子細工などに当時の職人の優れた技が見出されます。

高尚な「麻」素材を展示するにふさわしい、とっても素敵な会場です。

 

4.ヘンプ素材展

天然素材であるヘンプ。”ものづくり”により多様に変化します。そうした様々な素材感を一堂に展示します。麻福のものだけに限りません。

◆東京スピニングパーティー「ヘンプ素材カタログ」での販売品あれこれ
http://asafuku.net/?p=5798


ヘンプ素材カタログ (9/9 プレ版) ※改訂中

非売品となりますが、今までの試作品もあれこれお持ちします。ヘンプ素材でみれば、世の中ないものも多々。再現にはハードル高いものもありますが、将来ビジョンを模索していくのには参考になるはずです。

◆“テキスタイル展示会”で”ヘンプものづくり”を啓蒙!?
http://asafuku.net/?p=6091

麻福・北村の独断と偏見?になりますが、ヘンプとしては珍しいだろう素材感の製品もお持ちします。他社の特徴的なヘンプ素材も拝借してまいります。

いつもありがとうございます(麻福・北村)

 

5.内容、スケジュール

1.自然布の中の大麻布(宵衣堂)

自然布コレクションで知られる宵衣堂所蔵資料の中から、大麻布を中心に時代資料を展示します。昭和初期に建てられた古民家の中でその雰囲気をお楽しみください。

「日本古来の麻布展(2017年6月)」開催模様(栃木・横山郷土館)https://ameblo.jp/shoido/entry-12278153771.html

自然布とは?

「自然布」という言葉を初めて聞かれる方も多いかと思います。

「原始布」や「草木布」ともいい、山野に自生・栽培した植物から繊維を取り出し、糸を績み・紡ぎ、織り上げて布にしたものです。自然から素材を頂き、人の手をもって布にしたもので、日本各地にそれぞれ土地に根ざした布があります。

現在でも日本各地にその伝統が残っており、北はアイヌの衣装として知られるアットゥシや沖縄の芭蕉布・宮古上布などがあります。

それぞれの土地にそれぞれの布があり、環境や気候風土が違えば自ずと求められる機能や性質は異なります。広義の意味において「自然布」とは、その地域の文化的背景に根ざした人と自然の複合的な世界観を示すものであると考えます。

そんな布や人と自然との関わりについて、これから語っていきたいと思います。おつき合い頂けますと幸いです。

・宵衣堂ブログより:
https://ameblo.jp/shoido/entry-12253015084.html

2.現代の麻素材(麻福)

現代の”ものづくり”を介した多様な麻素材を展示します。(麻福で手がけたものだけでありません。)

3.作品・素材ガイドツアー(宵衣堂&麻福)

作品をみながら、解説する小1時間のコース。実際に手に触れていただきながら、適切な解説を聴くのが一番勉強になりますよね。

4.トークセッション(宵衣堂&麻福)

“宵衣堂・小野”と”麻福の北村”そして、参加者とともに、これからの麻製品とモノづくりについて討議します。

5.上映会『からむしと麻』を予定

麻糸に関係する映像の鑑賞会を行います。『からむしと麻』を予定。3年にわたる期間を経て制作されたドキュメント映像です。

詳細は以下のページをご覧ください。

◎からむしと麻 の紹介ページ
http://asafuku.net/?p=6441

■作品紹介
『 からむしと麻』(1988年/55分)
『魏志倭人伝』に苧麻(ちょま)の名で記されている、衣料材料のカラムシ。
同じように古くから利用されてきた麻。第二次大戦後、それらは急速に日本中から消えていった。福島県西部の山間地に位置する昭和村は、沖縄県宮古島と ともにただ2カ所のカラムシの生産地である。そして数少ない麻の生産地のひとつでもある。カラムシは、イラクサ科の多年草であり、根の植え替えを5~6年に1度する。
5月、太い直根から出る側根を切り、 移し植える。2年目以降の畑では、小満(こまん・立夏の半月後・5月20日頃)にカノ(焼畑)をする。芽の成育をそろえ、 害虫の卵を焼くためである。
次に、畑の周りを茅の垣根で囲い、風で茎がふれあって、傷がつくのを防ぐ。
7月下旬、 2mほどに成長したカラムシを刈り取る。その日に苧(お)引きできる量だけを刈る。苧引きとは、剝いだ表皮を苧引板 にのせてヒキゴとよぶ刃物で肉質部をそぎ、繊維をとることをいう。とれた繊維は家の中で干される。
麻は、クワ科の一年草。5月に種を播いて、8月下旬に刈り取る。刈り取り後、天日で乾燥する。
彼岸頃にオツケ場で4日間水に漬けて柔らかくし 、表皮を剝ぎ、さらに水に漬けてから苧引きをし干される。この後、米糠の汁で煮て手でもみ、床に叩きつけていく。ここまでの作業が、カラムシと麻では異なる。
冬、糸を作り、布を織る 。 まず苧うみ。 繊維を爪で細くさき、唾でしめらせながら長くつないでいく。これに糸車で縒りをかけ、糸にする。次に糸ノベ。1反分の長さの経糸を必要な本数だけ数えとる。経糸をオサに通し、機にかけて織る。 機は地機である。昭和村の人は、カラムシには「キラがある」と言う。 きらめきの意味で、光沢のことをいう。
透けるほど繊細に織られる新潟県の越後上布の材料はこのカラムシで、昭和村はその供給地であった。

6.ワークショップ

麻の糸績み、背守りなど、衣の原点を感じるワークショップ(有料)。詳細は後日発表します。(有料)

7.宵衣堂の裂本帳制作会

希少な古布で裂見本帳を作成しませんか。むかしの大麻布の風合いをお楽しみ下さい。(有料)

8.素材販売

世の中になかなか流通しない麻素材を販売します。特売品も用意しますので、どうぞお早めにお越しください。

 

【開催スケジュール】※入退出自由

2017年12月1日(金)
  • 13:00~ :入場開始
  • 13:30~ :自然布ガイドツアー(宵衣堂)
  • 15:00~ :上映会『からむしと麻(予定)』
  • 16:30~ :ヘンプ素材展ガイドツアー(麻福)
  • 18:00~ :自然布ガイドツアー(宵衣堂)
  • 19:30~ :近くの会場で懇親会。美味しさ溢れる西荻窪グルメの持ち寄り会で開催します。会費制とします。ヘンプネルドリップコーヒーはセルフサービスで飲み放題。
2017年12月2日(土)
  • 9:00~ :入場開始
  • 10:00~ :自然布ガイドツアー(宵衣堂)
  • 11:30~ :ヘンプ素材展ガイドツアー(麻福)
  • 12:30~ :食事タイム(菜食・ビーガンの麻の実お弁当の予約を承ります。西荻窪『Organic Cafe ゆきすきのくに(http://www.yukisukinokuni.jp/m/cafe/)』提供)。
  • 14:00~ :今後の麻製品を考える(仮称:宵衣堂&麻福)
  • 16:00~ :上映会『からむしと麻(予定)』
  • 18:00 :終了。撤収。

 

2.「麻糸博覧会 プレ開催」開催概要

◆日時:

2017年12月1日(金) 13:00~19:00、2日(土) 9:00~18:00

◆入場料:

1,000円(建物維持費含む。)
※ワークショップ、上映会 は別途規定の金額をお支払ください。

オトクな事前チケットをご用意いたしました。

通常1,000円のところ、5%OFFの950円。お越しいただける方は、以下ページよりお願いします。作品・素材展示、セミナー/説明会の参加費用(有料ワークショップは除きます。)、昭和8年建築の古民家『一欅庵(いっきょあん)』さんへの建物維持費を含みます。2日間ともお使いいただけます。

当日券は、会場入場時に徴収します。

★事前購入チケットは以下のページよりお求めください。
http://asaitohakurankai.peatix.com/

◆場所:

一欅庵(いっきょあん)
東京都杉並区松庵2-8-22 、JR中央線・西荻窪駅から徒歩10分。

JR中央線・西荻窪駅から徒歩10分。南口を出てまっすぐ。おしゃれなカフェや雑貨屋が並ぶ通りを歩きます。

GoogleMAPはコチラ

 

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