近江上布の企画展が1/13より開催中!!

13日より、滋賀県で近江上布の生平(きびら)展が開催されます。

経(たて)糸に「苧麻(ラミー)」、緯(よこ)糸に「大麻(ヘンプ)」を用いる近江上布。手績(う)み糸を用いて地機(じばた:天秤腰機)で手織りします。熟練者でも1日数十mしかできない繊細な作業です。

「生平(きびら)」とは、晒していない織り立ての麻生地をいいます。手仕事ならではの趣(素材感)が特徴です。

愛荘町立愛知川びんてまりの館にて
◆近江上布 ~生平展~◆
1月13日(金)~2月5日(日)
10時~18時(休館日/月・火曜日、1月25日)最終日は正午まで

国指定の伝統工芸品の近江上布の生平の企画展です。
伝統工芸士の作品、そして織り人(オリビト)研修生の成果作品を展示します。
期間中、研修生による実演も行います。
ぜひご覧ください。

■織り人研修生による実演「地機織りと手績み」■
1月15日(日) 10:30~15:30
1月21日(土) 10:30~15:30
1月22日(日) 10:30~15:30
手績み - コピー.jpg

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本イベントの主催者である近江上布伝統産業会館の直営店「麻々の店」では、なんと光栄にも麻福商品も置いてくださってます。「大麻(ヘンプ)」との縁があったからこそ。有難い限りです。

◎麻々の店
http://www.asamama.com/

「麻々の店」では、貴重な100年前の手績み大麻糸(詳細→https://asafuku.net/?p=3278)を用いたワークショップを開催しています。大変思い出に残る体験になると思います。麻糸、麻布が好きな方は是非お越しください。

◎麻々の店 織物工房案内ページ
http://www.asamama.com/kaikan/kobo.html

そして、この近江上布を用いた作品も展示販売されています。私のお気に入りは「100年前の大麻糸を用いた扇子」。このお店でなければ見ることできません! (おそらく)注文もできません!!

そして、いまも活躍する近江上布伝統工芸士が糸づくりから手掛ける「半巾帯」。こちら、栃木県那須地方の精麻を使用。近江上布用に工夫して栽培・加工していらっしゃいます。

 

◆近江八幡の「麻香(あさがお)」も忘れずに。こちらは、湖東繊維工業協同組合が展開しています。

◎麻香(あさがお)
https://www.kotosen.com/shop/

 

【その他・近江の麻情報】

参考記事(近江地域について)
◎近江(湖東地域)の麻(ヘンプ・大麻)について https://asafuku.net/?p=2388
◎100年前の大麻糸に触れてタイムスリップ https://asafuku.net/?p=3278
◎100年以上前の手紡ぎ麻糸発見!! https://asafuku.net/?p=939

◎琵琶湖に浮かぶ沖島で麻体験 ~汀の精(みずのせい)へ~
https://asafuku.net/?p=4376
近江八幡市からフェリーで10分。琵琶湖に浮かぶ沖島でヘンプハウスの「汀の精(みずのせい)」さんへどうぞ!

◎「ヘンプ中綿パッド」は近江で100年以上続く老舗の麻専門会社につくっていただきました。
https://asafuku.net/?p=4376

 

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