「伊勢麻」祈願。

すでに皆様ご存知のとおり、⁽社⁾伊勢麻振興協会で昨年申請していました伊勢地域での麻栽培申請は、残念ながら承認を得ることができませんでした。

非常に残念です。。

が、今年4月の栽培開始を目指した再申請を検討されているとのこと。まだまだ諦めていらっしゃいません。

まもなく2年の研修を終える谷川原さんのためにも、改めての朗報を祈ります。

<伊勢>2年間の修行を経て、ぜひこの4月からは伊勢での麻農家になってほしい谷川原さん

 

ところで、伊勢麻振興協会の見解、とくに県の担当者との事の経緯がよく分かりますので、ぜひ以下ご一読ください。。

今回は極めて残念な結果になりましたが、今回の栽培免許申請について、多くのメディアで報道頂きました。

又、報道で結果を知った多くの方が、今回の三重県の判断について、その方なりの見解をSNS等で発信してくれており、

その多くは「神事や伝統産業の素材として、既にその大半が外国産/化学繊維で代替されているなら、それでやればいいでしょう。三重県が国産大麻を守る理由がない」という三重県の判断への怒りの意見です。

なかには、大麻は全て麻薬、という認識しかなく、大麻と精麻の区別もわからない方の的外れな指摘もありますが、

日本の伝統的麻栽培・精麻加工について、多くの方に関心をもっていただけたことについて、この場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございます。

報道は常に事実を正確に伝えるものではございませんし、又、行政から発表されることが常に正しいことであるわけではございません。

実際、今回、三重県から不許可の理由として通達、公表された内容に事実を反映していない点も多々あり「伝え方の不備があった」「説明したつもり」というミスコミニケーションのレベルの話ではなく、県の担当者が意図的に事実に反する説明をしている点が多々あります。

申請する前の相談には一切応じられず、申請中の補正でも、盗難防止策、栽培地の基準について明確に示されることや具体的に指導されることは一切なく、またこちからそれらについて何度問い合わせても「お答えできない」と言われ続けてきました。

申請者が誠実に対応しようにも、許可基準、要件を明確にされない、相談にも応じて頂けないものに対応しようがありません。また、申請中の「補正」においても、明確に文書・口頭で説明させていただいたことですら、説明がなかったことのように扱い、あたかも申請者である我々が県の指導に対応しなかったような印象をあたえる不許可理由になっております。

又、申請者に通知する以前に審査結果を報道にリークしたり、不許可を言い渡す時、申請者である我々に説明しなかったことをその後の記者会見で説明したり。極めて不誠実な対応です。

申請は、種子を一元的に栽培する一般社団法人伊勢麻振興協会と、協会からの認定を受けた栽培会員であり繊維向けの栽培のみをおこなう(種子の栽培はおこなわない)㈱あさって、でおこないましたが、不許可理由については同じ内容です。

添付した写真の、3、4、5枚目が正式な文書で、1、2枚目は、わかりやすい言葉にした「配布用コメント」だそうです。

不許可の理由の要約と、協会の対応について、正式な文書の番号にそって説明させて頂きます。

1.神社神道の祭祀には、国産の大麻を用いるべきという主張は認める

2.神事に使う精麻が外国産や化学繊維で代替できているなら、わざわざ三重県で生産する理由がない。

⇒1、2の整合性が何度読んでも理解できません。日本の伝統的大麻栽培・精麻加工技術の継承、全国の神社への精麻の安定供給を目的に申請しているにもかかわらず、外国産や化学繊維で代替できているのでそれでやればいい、三重県で栽培する理由ない。と言われても意味がわかりません。そもそも国産の精麻が全く足りておらずその需要を満たしていない、精麻の生産現場が危機的状況であるという事実を完全に無視しています。サミット、観光で散々神社を利用しておきながら、そこで必要不可欠な素材(精麻)については中国産やビニールでやってください。とのことです。

3.ましてや、伝統産業関係者が使う大麻繊維なんて代替品(外国産、化学繊維)で十分だから、これもわざわざ三重県で生産する必要ないでしょう。

⇒すでに、全国の伝統産業、神事、祭りに関わるかたから伊勢麻の購入を希望する人の声が届いております。国産の精麻を使いたいという伝統産業に関わる人達の意志を踏みにじる判断です。そもそも精麻は法的に大麻でなく、いかなる方法で利用しようと、誰の手に渡ろうと保健衛生上の危害に繋がることは絶対にありません。

4.販売先は列挙されているものの、栽培目的を満たすための販売数量が示されず、栽培面積の妥当性を判断することができない。

⇒販売数量(=初年度の精麻の生産量)は30kgと明確に示しており、販売先を具体的に特定していないのは、伊勢麻の購入を希望されているところは既に数多くあるが、購入を希望する方の数に対して供給できる数量が全く足りていないため、生産できてから優先順位を決め供給先を決定していくこと、又、その供給先は神社での需要を満たすことを最優先に考えている。と補正の段階で明確に説明させて頂いております。又、要望があれば神社界以外の伝統産業へも精麻を供給していくことは考えているが、それ以外の産業に精麻を供給していくかのような説明は一切しておりません。

5.盗難防止策が不十分。
・防犯カメラがない

⇒栽培地は公道すらついていない山中の畑であり、神宮営林部の方、神宮営林部から許可を得た狩猟関係者以外の方が栽培地の近くに来ることはありません。又、1.8mの金属製の柵の上に電柵を加えた柵を設置いたしますので、防犯カメラを設置する必要性はないと判断いたしました。又、柵の構造を県に説明した時にも県から防犯カメラを設置するように指導されたことはありません。

・栽培地への栽培者以外の第三者の立ち入りについて、協会の許可を要するとされているものの、見学者等の立ち入りを制限する趣旨のものでない。

⇒『栽培地に立ち入った者の記録は全て日誌に記録します。協会理事、あさって社員以外の者が栽培地に立ち入る必要がある場合は、栽培管理責任者から協会理事に申請をあげ、許可を得た場合のみ立ち入りを認めます』と補正の段階で回答しており、見学者の立ち入りを明確に制限しております。麻の栽培に関心がある農業者、行政の方、神事を行う時の神官、警察、等、栽培地の中に入る必要があるかたはどうしてもでてきますので、その必要性を協会が認めた場合、栽培地に第三者の立ち入いることを認めます。

6.協会の畑と、栽培会員の畑を囲う柵が共通であり、又、栽培管理をおこなう者も兼務しているので十分な管理監督が行われるとは言えない。又、協会の畑と㈱あさっての畑の間に柵がないので、互いの許可区域の協会が不明確で、互いの許可区域内への立ち入りを制限できない・・・・、ため薬物乱用等に起因する保健衛生上の危害の防止を担保できない。

⇒『協会の畑とあさっての畑を栽培管理するものは同じ者ですが、栽培会員は協会の監督下で栽培を行い、種を採取するための栽培は行えません。種を採取する畑と、繊維を採取するための畑は、栽培開始・収穫時期も異なり、栽培方法も明確に異なりますので(見た目に全くことなります)栽培管理上混同されことはありません。大麻の処分、乾燥についても、収穫時期も乾燥するものも異なるので混同することはありません。(精麻向けの大麻栽培において乾燥するものは、大麻草の茎であり大麻ではありません)。協会の管理の透明性を確保する為に、協会の監査に県の担当者を同行していただくことを要請いたします。』と補正の段階で明確に回答させていただいております。

協会が種を一元的に栽培し、栽培会員(栽培農家)に種の栽培を認めない伊勢麻独自の栽培管理の仕組みは、大麻栽培者が目的外(マリファナ目的)の栽培を防止するうえで最も合理的かつ安全な仕組みで、他県でこのような厳密な仕組みを取り入れているところはありません。

又、伊勢麻の栽培会員として協会から認定を受けるには、県が栽培免許取得に求める要件以上に厳しい規定(薬物関連の法違反で検挙された場合200万円の罰金を協会に支払う、協会の監査を年数回受ける等)を設けており、現在他県で栽培されている畑の管理と比べて、格段に厳しい栽培管理の仕組みであると自負しております。

そもそも伊勢麻で栽培する大麻草は、薬理成分の低いマリファナには利用できない大麻草であり、又栽培会員は繊維向けの栽培しかできないため薬理成分が濃い「成熟した雌花」を得ることは物理的にできません。その畑にこれらの盗難防止策を行うということです。他県において栽培者が種の栽培することも自由で、全く柵がなく栽培しているところもございます。

このように、伊勢麻振興協会は、他県の栽培管理の仕組みと比較して、厳しい栽培管理基準を設けております。監視カメラの設置がない、協会の栽培管理者と㈱あさっての栽培管理者が重複しているということだけをとりあげて盗難管理と保健衛生上の危害を防止することへの対策が不十分という指摘は、大麻取締法第22条の2の栽培者に対する不当な義務に該当すると考えます。

(最後に)なお、申請過程においても申請者に対して法に基づいて適正に対応した。というような説明がありますが、これについては、我々申請者に対して法に逸脱した極めて不当な対応があったと確認しており、又証明できます。不許可の判断への不服以前に、県の薬務課が法にもとづいてきちんと対応したかについて追究していきます。

協会は、今回の不許可理由となった点へ対応した上での再申請。不服申したて審査請求。処分の取り消しを求める行政訴訟。その全ての可能性を排除せず今後の対応を検討しております。

神事のみならず日本の伝統産業に必要不可欠な素材「精麻」。その精麻の生産農家は危機的状況で、既に国内に流通する精麻の大半は中国産もしくはビニール製です。神事、日本の伝統に必要不可欠な素材ですら、我々日本人は自前で維持できなくなっています。その日本の伝統の危機に対して手を差し伸べるどころか推進するかのような行政の姿勢は絶対に認められません。

当協会代表理事の学校法人皇學館佐古理事長からも「絶対にあきらめるな最後までやれ」と力強いお言葉を頂いております。また、支援者だけでなく、多くの方から応援の声と県への決定への憤りの声が届いております。

引き続き皆様の応援よろしくお願いします。

※伊勢麻振興協会FACEBOOKページ(https://www.facebook.com/iseasa/より

理路整然に淡々と、正々堂々とした文章。何がおかしいことがありましょうか?!

そして、皇学館大学 新田先生の心強いお言葉。何が否定される必要がありましょうか?!

引き続き応援しております。

三重県、厚生労働省ご担当者におかれましては、次はぜひとも誠実に検討・判断、そしてご承認いただきますよう、お願いします。

【当日の報道ニュース】

◎産経新聞
実は中国産9割…伊勢神宮お膝元「神事用の大麻」栽培申請も三重県が不許可 理由は“盗難で流出を懸念”
◎日本経済新聞
三重県、祭事用大麻の栽培認めず 「盗難の防止不十分」
◎中日新聞
神事用大麻、栽培不許可へ 三重県「盗難対策が不十分」
◎毎日新聞
大麻栽培 神事用NO 免許申請に三重県決定 「外国産でまかなえる」


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