麻のレンガ!? ヘンプ・ブリックス(Hemp Bricks)でガーデニング

こんばんは。麻福です。

昨日のショップ開設告知については、大勢の方々から暖かいご支援をいただき、ありがとうございます。

皆さまの期待に応えられる麻のスポットとしていけるよう、麻の価値を世の中へ伝えていけるよう、一歩ずつ動いてまいります。

さて、本日はそのショップにて

麻のレンガ(=Hemp Bricks)で庭をつくります

という計画。

日本は遅れていますが、世界のヘンプ業界で盛んなのが「ヘンプクリート(hempcrete)」です。

麻幹(オガラ)、つまり、茎から繊維を剥いだあとの木質部を乾燥させたものをチップ化したものを原料とします。

ヘンプ原料マップ

麻幹(オガラ)は下半分(青い背景)のパートを参照ください。

このオガラチップに石灰・水などを投入したものを「ヘンプクリート(hempcrete)」と呼び、フランス、イギリス、イタリア、ウクライナ、オーストラリア、アフリカ、、など様々な国で普及拡大が進んでおります。

hemphouse

たとえば、「hempcrete」とGoogle画像検索してみてください! これ、オガラが原料なんですよ。

★クリック→ 「hempcrete」と画像検索する(Google)
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日本は、この分野においても、普及が遅れてしまっています。

ただできる一歩をうっていきたい、ということで、いま取り組みはじめているのが、レンガサイズのヘンプクリートです。通称ヘンプブリック(Hemp Bricks)。

こういうやつですね。

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レンガ(ブロック)サイズにすることで、より汎用的に活用できます。

当ブログでは 過去にワインセラーの話をご紹介しましたが、これもヘンプ・ブリックを利用したものでした。

◆Let’s Hemp Wine(ヘンプ・ワイン)
https://asafuku.net/?p=552

上記ページでも紹介した下記映像はご覧になりましたか?1分57秒頃からヘンプクリートが登場します。 オアガラの天然の調湿・温度調整効果で、室内を快適な環境に自然調整。天然のエアコンとして温度調整機能が発揮されているようです。

 

そのほか、こんな作品もつくれます。

http://www.cannabric.com/catalogo/cannabric_bloque_aislante_de_canamo_estructural_/ より

http://nationalhempassociation.org/some-interesting-faces-about-hempcrete-as-a-building-material/ より

 

これを日本でも実践してみよう、ということで取り組んでいらっしゃるのが(株)NO MARKの安間さん。麻福でもその普及拡大に連携して取り組んでまいる所存です。

ちなみに、安間さんは、日本麻振興会の理事もされています。伝統面・産業面での麻の需要を創出するべく日夜取り組んでいらっしゃる人徳者でいらっしゃいます。

(毎年恒例の麻フェスティバルは日本麻振興会の主催です。今年は9月17・18日に兵庫県・伊丹市で開催します。麻福も参加します。ぜひ皆さまもお越しください!! → 第5回・麻フェスティバルのFacebookページ はコチラをクリック

冒頭の写真は、その試作品です。いままさに、いろいろと混率を変えて、素材を変えて取り組んでいるところなので何とも楽しみなのです。

試作中のヘンプクリート(hempcrete)ヘンプブリック(Hemp Bricks)

東京・市ヶ谷のショップでは、このヘンプクリートを活用。まずは、出入口の通路(ガーデニング部分)に積極利用・その経過を含めて検証していきたいと思っておりますので、どうぞお楽しみに。。

 

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