【速報】2015年ヘンプ製品市場は約630億円(10%拡大)!

2015年のヘンプ製品市場についてのレポートが発表されましたので速報いたします。

◆アメリカのヘンプ市場動向(2014年まで)

本年1月、下記の記事でアメリカのヘンプ製品市場規模についてご紹介しました。よろしければ、まずはご一読ください。

アメリカのヘンプ産業状況(市場規模、輸入統計など)を眺めてみた

◆2015年版・ヘンプ製品市場(ダイジェスト)

HIAのレポートを取りまとめている以下の記事から(背景としては、最も早い報道だったためなのですが)ご紹介いたします。『2015年のヘンプ製品市場は約5億7300万ドル』とのレポートです。

2015 Annual Retail Sales For Hemp Products Estimated At $573 Million

翻訳を最後につけてみましたので、ご参照ください。以下、トピックでご紹介します。

◎ヘンプ製品の市場内訳

5億7300万ドル(1ドル=110円で約630億円)市場ですが、その内訳は以下のとおり。表はHIAのサイトから引用しました。

2015HempUS

Food(ヘンプ食品) 16% (8,950万ドル)
Hemp CBD(CBD商品:THC成分は含まない) 11% (6,500万ドル)
Supplements(栄養補完食) 8% (4,710万ドル)
Personal Care(美容) 26% (1億4,700万ドル)
Consumer Textiles(糸、生地、衣類) 17% (9,500万ドル)
紙などその他の消費者向け製品と工事の素材  2%(1,370万ドル)
車の部品など工業への利用 20% (1億1,620万ドル)

とのこと。SPINS(アメリカ市場調査機関)によると、ヘンプ食品、美容製品の売り上げは10.4%増だそうです。ただ、アメリカではヘンプ製品が(日本でも馴染みな)コストコやWhole Foods Marketで販売されているものの、こういった大手販売店は販売金額が非公表なためにSPINSのデータには含まれないよう。大手流通小売店を含めるともっと増えるでしょうね。

◎実は2014年のHIA発表値は6億2000万ドルと発表されていたのだが・・

ただ、気づいた方もいらっしゃるでしょう。2014年でのHIA発表は6億2000万円(約682億円)だったんですね。あら、減ってるではないか? というところですが、記事によると、ヘンプ製品の普及拡大によって、より正確にヘンプ製品の販売データが取得できるようになったから、なのだそうです。

2014年以前は誇張気味だったのかもしれませんが、新しい計算方法では、2014年→2015年の市場拡大率は 10.4% としています。

◎ヘンプ栽培が認可されている州は28州。ヘンプ需要の高まりとともに、自国栽培の必要性が高まっている

ヘンプ製品の需要は高まれど、その供給は海外に頼っているのは日本と同じです。

ただアメリカでは、現在、農業法案の7606項に則って、28州でヘンプ栽培が可能になっています。[カリフォルニア、コロラド、コネチカット、デラウェア、ハワイ、イリノイ、インディアナ、ケンタッキー、メイン、メリーランド、ミシガン、ミネソタ、ミズーリ、モンタナ、ネブラスカ、ネバダ、ニューヨーク、ノースカロライナ、ノースダコタ、オレゴン、ペンシルバニア、サウスカロライナ、テネシー、ユタ、バーモント、ワシントン、ウェストバージニア、バージニア]

あらゆる分野で需要が拡大している中、HIAでは、この豊かな産業がそろそろ花開くために、国全体として栽培許可が下りるよう連邦法を改訂すべきよう提唱を行っています。(アメリカ連邦法では、原則ヘンプ栽培は禁止(研究目的除く)となっていますが、州法で規定されば栽培できるようになっています。)

◎2015年に新たなヘンプ作付面積は 約1617ヘクタール!!

驚いたのは、2015年に新たに作付した農地が約1,617ヘクタール(3,997エーカー)あるそう。東京ドームに換算すると、なんと344個分。さらに、HIA発表の数値なので、THC入りの医療用途、嗜好用途での畑は含まれていないのでは??と想像します・・・

アメリカは日本と同じように栽培抑制国でしたが、いつの間にか大きく状況は変わっています。日本の作付面積は5ヘクタールもないですから・・

◎日本の状況は・・

日本の麻栽培が最も大きいのは栃木県。耕作面積を拡げる麻農家さんもいらっしゃる一方、高齢化で跡継ぎがいない農家の方が多いようです。栃木県以外では、厳しい状況が続いております。

日本でもヘンプ製品の市場は高まっています。特に、アメリカと同じく、食・美容分野での高まりが顕著です。食の安全性は叫ばれる中、海外から輸入するだけでなく、自国原料での製品が流通してほしいと思うのが消費者の願いですよね。

麻の歴史ではアメリカより日本の方が大先輩。何千年の歴史・伝統と生き継いできた植物です。その伝統用途においてでも、麻の原料は足りない状況。海外、あるいは、他の植物に頼らざるを得ない状況。日本伝統を守るためにも麻栽培の拡大政策が必要に思います。

<<記事の翻訳(参考)>>

Hemp Industries Association (HIA)は、何百もの、ヘンプを取り扱ったビジネスの非営利の事業者団体で、2015年のアメリカにおけるヘンプ製品市場規模の最終予測を発表した。市場調査のデータを利用して、アメリカのヘンプ食材やサプリメント、ボディケア商品の最終販売価格での予想は2億8300万ドルとなった。乳成分を含まないミルクや、殻付きの麻の実、石鹸、ローションなどのヘンプ製品の売り上げは伸び続け、複数の州における試験的なヘンプ栽培促進プログラムの追い風もあり、また、アメリカ国内でのヘンプ栽培許諾への機運が高まり、アメリカでヘンプ加工業者や製造者が増えてきている。HIAは他にも衣類や自動車の部品、建築の素材やその他様々な製品の売り上げも確認し、ヘンプ製品全体のアメリカでの小売価値は2015年では少なくとも5億7300万ドルになると予測している。

この5億7300万ドルのヘンプ製品市場で、HIAの予想によるとヘンプ食品が16% (8950万ドル); 個人的なケア用品(美容)が26% (1億4700万ドル); 繊維製品が17% (9500万ドル); サプリメントが8% (4710万ドル); CBD商品(THC成分は含まれない)が11% (6500万ドル); 車の部品など工業への利用が20% (1億1620万ドル); 紙などその他の消費者向け製品と工事の素材が残りの2%を占めている。

ヘンプ食品やボディケアの売り上げのデータは、市場調査の機関であるSPINSから得られるが、この数値には売上データを公開しないWhole Foods MarketやCostcoなどの大規模流通会社の数値が除かれており、ナチュラルショップ、従来型の小売業者から得られたものである。(そのため実際より少ない数値になっている点は予めご理解ください)

SPINSのデータによると、あくまでも売上データを記録しているお店に限ってではあるが、、アメリカのヘンプ食品やヘンプボディケアの売上は10.4%増(2015年の12月31日で締めた昨年のものと比較して)、つまり$9,269,376上昇しており、合計で$89,183,460を超えた。SPINSの数値によると、従来型の小売業者での売り上げは2015年には11.25%成長し、ナチュラルショップでの売り上げは9.43%成長した。確かに、アメリカでのヘンプ製品市場は順調に拡大しており、年ごとの同分野における市場成長率は7.3% (2011)から16.5% (2012)、24% (2013)から21.2% (2014)、10.4% (2015)と推移している。

アメリカでの麻の産業が発達するにつれて、より詳細なデータが複数の報道機関から得られるようになった。最近では、HIAは以前からのヘンプ食品とボディケアに関するデータに加えて、繊維製品や自動車の部品、建築素材や他の製品の分野での売り上げの予想に基づいてアメリカでのヘンプ市場の大きさと成長を計算した。現在ではより詳細な情報が入手可能であるため、HIAはより保守的ではあるが、より正確な2015年の麻の市場の予想を反映できる方程式へと更新した。それゆえ、2014年の数値である6億2000万ドルから2015年の予測である5億7300万ドルへの変動は、実際の麻の市場での減少を表すものではない。むしろ、2015年の実際の産業をより正確に予想したということができる。2015年のデータは2014年から2015年の間で10.4%の成長を断言しており、これは食品とボディケアでのヘンプ商品において強い市場の成長があることを表している。

「アメリカで販売されているヘンプ製品全ての小売価格の合計は、2015年では少なくとも5億7300万ドルになるとHIAは予想している。」とHIAの専務取締役であるEric Steenstraは述べている。「2014年の農業法案で進められた、各供給源での麻の栽培を許可する法律を今までに28州が導入している。そして、食品から車の製造まで、全ての産業の分野を代表している新しいビジネスは麻への需要に沿うためにアメリカの農家を頼っている。起業家、製造者、農家、消費者、全てがヘンプ市場を拡大するために一役買っている。この豊かな産業がそろそろ花開くために、国会には国全体で商業的なヘンプ栽培を許可する連邦法を可決してもらわなければならない。」とのことである。

HIAの計算によると、アメリカでは2015年には7州で約3,997エーカーのヘンプが植えられた。このヘンプ栽培は28州では合法である。これらの州では、ヘンプ栽培に関する制限が取り除かれ、農業法案の7606項のLegitimacy of Industrial Hemp Researchの修正案に沿って、農家にヘンプを育てる許可を与える可能性がある。また、Vote Hempのウェブサイトから、7606項の全文を読むことができる。

2015年1月には、The Industrial Hemp Farming Act (産業におけるヘンプ栽培活動)が議会と上院の両方に、それぞれH.R. 525とS. 134として紹介された。これが可決されれば、法案では産業におけるヘンプ栽培についてのアメリカ国内の制限を全て取り払い、現在のSchedule 1に記載された規制物質としての分類が止められる。現在では、農業法案の7606項に則って、28州ではヘンプ栽培が可能である。これらの州は、カリフォルニア、コロラド、コネチカット、デラウェア、ハワイ、イリノイ、インディアナ、ケンタッキー、メイン、メリーランド、ミシガン、ミネソタ、ミズーリ、モンタナ、ネブラスカ、ネバダ、ニューヨーク、ノースカロライナ、ノースダコタ、オレゴン、ペンシルバニア、サウスカロライナ、テネシー、ユタ、バーモント、ワシントン、ウェストバージニア、バージニアである。

[翻訳はClarieさんにご協力いただきました。]

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