手織り麻布をつくるならヘンプ(大麻)で ~手織り用ヘンプ糸のススメ~

ヘンプの手織糸ですが、3種類のラインナップができました。

せっかく手織り織機で織るならば、伝統の素材「大麻」で織りたいとのご要望にお応えするべく、進めてまいりました。アクセサリー用のヘンプ糸はあっても、手織り織機に使えるヘンプ糸がない、との現状があります。

太めのヘンプ100%の紡績糸「綿番手10番手糸を2本取り(双糸)糸」を、3本 or 5本 or 7本に巻き上げて1本の糸状にしております。

ヘンプ(大麻)手織り糸(5本取り)

ヘンプ(大麻)手織り糸(5本取り) 250g/コーン

ヘンプ(大麻)手織り糸 を使用した布サンプル

◆「ヘンプ(大麻)手織り糸」
http://asafuku.jp/SHOP/C0056-1.html

※サンプルご希望の方はお問い合わせください。
※試作量のため加工賃が割高になってしまっております。今回のトライアルで良さそうであれば次回はもっと大ロットで加工をいたして、価格を下げていきたいと 思っております。

 

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手織り糸に関係して、いくつか過去記事や資料をご紹介します。

◆嫁入り道具だった「手織り織機」
https://asafuku.net/?p=1266
麻の「機織り道具」と「機織り技術」が嫁入りに求められていた長野県木曽地域の話です。貨幣同然だった麻布についてご一読ください。

◆国産大麻糸(手績み糸)を復興する「よりひめプロジェクト」
https://asafuku.net/?p=1924
いま精麻から麻糸を紡ぐ女性が増えています。非常に手間と技術がかかる大麻の手うみ糸。現在、日本で布にできるような麻糸をつくれる女性はたった数名(しかも80歳以上の高齢者)と言われています。この伝統技術をなくさぬよう、若い女性が技術を継ぎ、新しい時代に向けた活動をされています。そのプロジェクトについてお知り置き下さい。

◆「木曽の麻衣(開田村)―麻織物の工程-」開田村教育委員会
http://www.kaidakogen.jp/guide/guide03/asa2koutei.pdf
麻を栽培から、糸にして、機織りまでにする工程を説明している素晴らしい資料です。これを1人の女性がやっていた、というのですから驚嘆します。日本を支えたスーパーウーマンと呼ばずして、どう表現できましょう!?

 

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