ヘンプ植物は『ダイアモンドの原石!?』 ~加工技術がポイント~

5万種類以上の活用方法がある、といわれるヘンプ。再生可能な循環型社会の構築に貢献する植物です。

どんな部位も余すことなく使うことができ、さらに特筆すべきは、どの部位をみても、人の健康・快適な生活に貢献する天然の機能性(溢れんばかりの可能性)に溢れています。

 

●ヘンプの部位と活用範囲

ヘンプの部位、活用可能性

ヘンプの部位・・大まかに『花穂・種・茎・葉・根』に分けられます

 

●部位の原料形態 (茎)

さらに、それぞれの部位をみていくことで、もっと細かく部位は分かれます。

たとえば「茎」。
ヘンプ原料マップ

細かく粉砕したり、炭化したり 加工していくことで原料形態が変わっていく感じがわかるかと思います。

建築(左官材)や繊維強化プラスチックで用いるならば繊維を細かくカットしたものが必要になります。馬の敷料として用いるならば、オガラを(先があまり尖らないように)粉砕する必要があったりします。

高品質な糸・生地をつくるためにも、原料を何十にわたる工程にわたって加工していきます。

ヘンプを産業に活用するためには、このように次工程で利用・加工しやすいように大元原料であるヘンプを適切に加工していく必要があります。

この加工技術とヘンプ産業発展はお互い欠かすことができません。加工技術(産業技術)が拡がれば拡がるほど、ヘンプの可能性も引き出されていく、といえるかと思います。

 

●ヘンプは「ダイアモンドの原石」?!

そういう意味では、収穫されるヘンプは「ダイアモンドの原石」。『畑で採れるダイアモンド』なんて思ったりします。

ポイントは『加工技術』。光り輝くダイアモンドみたく、様々な加工技術を駆使してでの様々な技術と合いまって、ヘンプの応用範囲を拡げ、人々に自然の恵みを放ちます。

 

●ヘンプ原料シリーズ

そんなヘンプ原料について今後機会をみながらご紹介してみたいと思います。いままで模索してきたことを発信するとともに、何か次なる展開につながることを期待します。少々マニアックになるかもしれませんが、お付き合いくださいませ。

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