アレルギー食品を避けるなら「ホエー」より「麻の実(ヘンプ)」

ヘンプとホエーを比較した記事が面白かったので紹介します。

Whey Protein vs. Hemp Protein: The comparison

wheyhemp

●注目される「ホエー」!?

「ホエー」とは、「乳清(にゅうせい)」あるいは「乳漿(にゅうしょう)」と呼ばれます。

ホエー(Wikipediaより)

Wikipedia「ホエー」

一番馴染みあるのはヨーグルトに溜まっている水

ただ、ほとんどのホエー原料は、チーズ生産過程で生じる水で、具体的にはチーズ固形物と分離された副産物として大量にできあがったものです。

その大半は廃棄されることになりますが、「実は美容と健康によい」と、しばしば以下のように紹介されています。

  • 高タンパク質
  • 低脂肪
  • 消化にもよい
  • たんぱく質豊富
  • 美肌・美白効果
  • ダイエットにも

(参考)栄養のカタマリ!ヨーグルトの水を捨てるのは物凄くもったいない!

粉状に家屋してプロテイン・サプリメント等の原材料にも用いられているそうです。

●ただ、ヘンプと比べてみると??

ただ冒頭の記事ではホエーのことを以下のように言及しています。

<ホエー:動物性>

  • チーズ製造で分離されたもの。 (乳清は、チーズを作る際に固形物と分離された副産物として大量に作られる。)
  • 膨張し胃けいれん。消化しにくい。過度の摂取は、 毒(素)血症、妊娠中毒症にもつながる。
  • 良質な脂肪ではない。 飽和脂肪、 コレステロールが含まれ、必須脂肪酸はない。
  • アレルギー性あり。ラクトース(乳糖)アレルギーの人には適さない。
  • 精製されている。一般的にホエー製品には、砂糖が使われ、人工着色料や人工甘味料が使われる。

対する<ヘンプ:植物性>は:

  • オーガニック栽培の麻の実からつくられる。
  • 膨張しない(消化されやすい、胃にやさしい。
  • 天然の必須脂肪酸(オメガ3、6)がたっぷり。
  • アレルゲンなし。
  • 100%天然原料。

 

ホエーを否定する訳ではありません..ただ、ヨーグルトのホエーは有難くいただくとしても、過剰な摂取はやめておいた方がよさそうですね。

特に、工業生産品のホエードリンクなどは避けたいところです。

安心・安全に栄養摂取をするのであれば、やっぱり「麻の実」に尽きます。

 

「麻の実」はノンアレルゲン食品

ところで、アレルギーは、いま一歳児の十人に一人がかかっている病気だそうです。

日本では、食品衛生法により表示が義務付けられているアレルギー特定原材料等は以下の25品目にも及びます。

アレルギー表示義務・推奨食品一覧水晶

・えび
・かに
・小麦
・そば
・卵
・乳
・落花生
・あわび
・いか
・いくら
・オレンジ
・キウイフルーツ
・牛肉
・くるみ
・さけ
・さば
・大豆
・鶏肉
・バナナ
・豚肉
・まつたけ
・もも
・やまいも
・りんご
・ゼラチン

また、諸外国のアレルギー表示対象品目一覧は以下のとおり。


諸外国でのアレルギー表示対象品目 (出典)アレルギー物質を含む加工食品の表示ハンドブック

なかなか興味深いでしょう?

ゴマ」 「セロリ」「トマト」なんかもアレルギー食品に分類されている国もあるんです。

ただ、どの国でも「麻の実」はアレルギー品目には含まれていないようです。
子供でも安心して食することができますね! やっぱり「麻の実」です。

<追記:ご注意ください>
ただ、上記アレルギー品目に入っていない場合でも、アレルギーを引き起こす食品があることも事実としてございます。
特に、ナッツアレルギーの方はお気をつけくださる方がよいとの、ご指摘も読者の方から頂戴いたしました。(田川様、改めて御礼申し上げます。)
食品に敏感な方は、念には念を入れてお気をつけくださいますよう、お願い申し上げます。

■有機麻の実(ヘンプ)パウダー
http://asafuku.jp/SHOP/B0004-1.html

有機麻の実(ヘンプ)パウダー

 

■メールで購読されませんか?
以下にメールアドレスをご登録ください。更新通知をお送りいたします。





関連記事一覧

コメント

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。